かばんくんの旅日記 ∼ 南海国際旅行の看板キャラクターかばんくんが最新の旅情報をお届け!

『宮城・岩手・秋田3県』へいってきました♪♪

紅葉前線縦断中の東北へ行ってきたよ!
今回は仙台空港から入り、岩手県・秋田県を周遊して来たんだ。
この時期の東北は、紅葉景色は最高、食事は最高、温泉露天風呂は最高、秋の旅行絶対東北へ!

まず訪ねたのは、今年3月の東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県北部の南三陸町です。
現在南三陸町ではこの度の被災の現状を今後語り継いで行こうと『語り部ガイド』を立ち上げ活動されています。
震災前・直前・震災後の状況を自らの体験を基にご説明案内いただきました。
未だ戻らないライフラインや町の地盤が下がっている為大潮時に浸水するなど、震災が残した傷跡はまだまだ残っており、私たちは今まで以上に復興支援をしていかなければならないと実感してきました。
被災された皆様に対しまして、心からお見舞い申し上げ、被災地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

1日目の宿泊は花巻温泉『ホテル千秋閣』。ここのホテルは隣接の『ホテル紅葉館』『ホテル花巻』と通路で繋がってて露天風呂・檜風呂などいろんなお風呂が楽しめるんだ。
お部屋からの紅葉も綺麗だったよ。

2日目は朝から一路秋田県へ。まずはみちのくの小京都『角館』に行ってきたんだ。
武家屋敷が並ぶ町並みを『かくのだて歴史案内人』の方に表町・東勝楽丁を中心に案内してもらったんだ。
紅葉は少し遅かったみたいなんだけど、角館は4・5月の桜が有名で沿道に咲き誇る姿は圧巻との事でした。。。

角館をあとにして、続いては変わったスタイルでの昼食!
秋田縦貫内陸鉄道で実施している『ごっつお列車』に乗車してきたんだ。
この電車は秋田の内陸部の田舎を走る列車で角館駅を出発して阿仁合駅まで何駅かで停車して一駅ごとにお弁当のおかずを積み込んでくるんだ。
終着駅でお弁当完成!!"走る農家レストラン"っていわれてるんだ!
一品ひとしな、その土地の旬の食材を使った手作りで彩りのきれいなお料理に感動♪
次は何かな~って想像しながら電車の旅っておもしろいよね!!
田舎料理が次々と配られて終点駅ではさすがの僕ももうお腹いっぱい!!

2泊目は念願の『乳頭温泉郷』へ!
今回は乳頭温泉郷の『黒湯温泉』さんへ宿泊。
深い山間の一軒家でまさに秘湯!!
黒湯温泉はお風呂が3つあるんだけど、単純硫化水素泉・酸性硫黄泉等全て源泉が違うので一度に3つの温泉が楽しめたんだ。
ここも紅葉には少し遅かったみたいでもうすでに冬支度が始まってたよ。

最終日は、世界文化遺産に登録されたばかりの平泉地区に行ってきたよ!。
さすがに話題の場所だけあって朝からバスが何十台も並んでたよ!!。
岩手県の平泉町まで南下すると紅葉は最高に咲乱れててまるで絵画!!。
ため息ものだよ。。。!!。
平泉は"奥州藤原氏"ゆかりの地として有名で、中尊寺は初代・藤原清衡が建立したもの。この地で長く続いた戦乱で家族を亡くした清衡が、敵味方無く霊を慰め、今後戦乱が無いように、そして高い文化がこの地に根付くようにと願って建てられたんだよ。。
多くの文化財を有していて、なかでも金色堂は平安時代の美術、工芸、建築の粋を集めた堂として有名。。
当時の京都に匹敵するといわれるほどの発展をとげた奥州は自然・文化ともに一度は見ておきたい日本の美しい風景。。。。
秋の爽やかな空気が東北の旅を締めくくってくれました。

東日本大震災発生から後3ヶ月で1年。
同じ日本にいながら、時間が止まってしまったままの被災地。
復興へは私たちの想像を超える力がまだまだ必要です。
小さなことから大きなことまで、自分にできることを 月並みな言葉でも素直にそう感じます。

そして日本古来の美しい風景を今に伝える東北を見に行ってみませんか。
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