NANKAI SOCCER  world soccer tour
欧州サッカー観戦 日本代表戦 世界のビッグマッチ 合宿/遠征プラン・イベント 観戦記 速報・結果・予定 リンク集

観戦記

  トップ > 観戦記 > プレミアリーグ観戦記


観戦記

プレミアリーグ写真
欧州リーグ
 プレミアリーグ観戦記 【イングランド】
試合
イングランド プレミアリーグ
チーム
フルハム vs マンチェスターユナイテッド
日時 2002年10月19日 現地時間15:00キックオフ
場所 ロフタス・ロード・スタジアム
レポーター 某社員


2002年6月、日本中がW杯に興じ熱狂した只中に、私もいました。 TV観戦にあきたらず、大阪から静岡くんだりまで「ブラジル対イングランド」を見に行きました。 今、そこで行われているのにどうしてライブを見ずにいられよう…、ただその想いで。 はたして、ライブの迫力、躍動、熱気に打ちのめされ、その魅惑は私を捕らえて離さず、とうとうサッカーの母国イングランドまで連れて来てしまったのです。

 出発
10月17日、当社商品「プレミアリーグ・マンチェスターユナイテッド観戦ツアー」にのっかり、JL421便にて関西空港出発。 前日の日本対ジャマイカ戦の興奮も冷めやらず、稲本が同日ロンドンに戻るとの情報に「ヒースロー空港で逢ったらどうしよう」などと要らぬ心配しつつ、一路ロンドンへ。 (結局、遭遇することはなかった。)

16:30ロンドン着。 曇り。 かなり冷え込む。 機内アナウンスでは当地13℃。 19日はどうだろう...
  ホテルはスタンダードクラス「パラゴンホテル」。空港から車で1時間弱のはずだが、往路は渋滞で1.5時間かかった。 部屋は広くも狭くもなくごく普通。 こぎれいだ。 ドライヤー、湯沸しポットがあり、シャワーもロープ式。 私達がチェックインした19:30頃にはコンシェルジェに日本人スタッフがいた。 何かと日本人には有り難い設備になっている。 朝食はコンチネンタル。 基本5日間のツアーだが、私達は延泊3日の8日間のため、アメリカンでなくてちょっとショック
プレミアリーグ写真

翌18日はロンドン市内観光へ。 まず最寄のWest Brompton駅(ホテルから徒歩3分)で7日間地下鉄乗り放題の「7daysトラベルカード」を購入。 地下鉄は距離で1〜6のゾーンに分けられており、ALLゾーンで£36.90。 (私達はヒースロー空港に行く予定があったのでALLゾーンにしたが、1&2ゾーンのカード(18.30)もあり、市内の観光名所を見るだけならこちらで充分。)
  移動には地下鉄が大変便利。 駅名や出入り口等の表示がバカ丁寧に掲げられているので、ビギナーでも全く問題なく乗りこなせる。 ホテルから市内中心地までは地下鉄で30分弱といったところ。
  私達はビッグベンにウエストミンスター寺院、バッキンガム宮殿の衛兵交代式、アフタヌーンティーにミュージカル鑑賞…と「It'sロンドン」のお決まりコースを満喫する。
  朝晩はかなり冷え込む。 大阪の11月下旬くらいだろうか。 朝、小雨だったのが昼頃には大粒の雨に変わり、夕方には少し晴れ間がのぞいた。 これまた「It's ロンドン」な天候。 明日もこうなのだろうか...
プレミアリーグ写真

  ↑このページのトップへ

  3日目=10月19日の朝
19日。 いよいよこの旅のメインイベント、フルハム対マンチェスターユナイテッド観戦へ! 心配した天気はなんと快晴!! 神様ありがとう。 でも放射冷却なのか昨日より更に冷え込む。 スタジアムは寒いと聞いていたので、カイロを忍ばせてホテルを出発。
  …と辿りついたのは『マダムタッソーろう人形館』。 やはり本物を見る前に、ろう人形で慣れておかねば…(?)。 しかしあまりにそっくりな「ベッカム人形」に大はしゃぎ。 人形相手に何枚写真を撮ったろう。 …存外、大いに興じて館を後にする。
  今度こそスタジアムへGO! 

15:00キックオフだが、選手の入り待ちをすべく、私達は11:00過ぎにスタジアム最寄駅「White City」(地下鉄セントラル線)に到着。 改札を出ると「チケットあるよ」と日本語で声をかけてくる男あり。 どこの国にもいるんだな、ダフ屋さん。 そんな輩は無視して、駅から右に道なりに歩くこと10分弱、『ロフタス・ロード・スタジアム』が見えてきた! (フルハムのホームスタジアムは現在改装中のためQPRのホームを借りている。) 周りは閑静な住宅街。 「近所の公園」といった佇まいで、その小さなスタジアムはあった。 (収容人数19000人。)
プレミアリーグ写真

15:00キックオフだが、選手の入り待ちをすべく、私達は11:00過ぎにスタジアム最寄駅「White City」(地下鉄セントラル線)に到着。 改札を出ると「チケットあるよ」と日本語で声をかけてくる男あり。 どこの国にもいるんだな、ダフ屋さん。 そんな輩は無視して、駅から右に道なりに歩くこと10分弱、『ロフタス・ロード・スタジアム』が見えてきた! (フルハムのホームスタジアムは現在改装中のためQPRのホームを借りている。) 周りは閑静な住宅街。 「近所の公園」といった佇まいで、その小さなスタジアムはあった。 (収容人数19000人。)
プレミアリーグ写真

  ↑このページのトップへ

まずはスタジアム併設のグッズ売り場へ。 スタジアム自体小さいし、借家だしで、主要商品のみ陳列といった感じ。 (前日、ハロッズにもグッズがあると聞いて見に行ったが、そこは更に種類が少なかった。) そこそこ見たら12:00近くになっていた。 日本で選手の入り時間はキックオフ3時間前と聞いていたが、まだそんな気配はない。 私達同様情報を得て来たのだろう、日本人10数名が周りをウロウロしていた。 おそらく20代後半、カップルが多い。 念の為、立っている女性警備員に何時頃選手が入るか聞いてみた。 「いつも13:00頃だから今日も多分そうだ」と。 出入り口はどこか尋ねると、これまた丁寧に教えてくれた。 なんて親切なんだ。。。

程なく、選手出入り口にスタッフが集まり始める。 TVカメラを手にしたプレスの人達も陣取っている。 まだ12:00だが、そろそろ来るのか? 私達は急いで並び最前列を確保。他にも10数名並んでいた。1 0分、20分、…時間が経つにつれ、周りにどんどん人が集まってくる。 日本人もかなりいる。 私達の隣には、今日帰るはずだったが飛行機が飛ばなくて急遽この試合を見に来た日本人青年がいた。 チケットはこれからダフ屋と交渉して手に入れると言う。 私達の後ろには試合は見ないが、ベッカムを一目見ようと来た日本人女性二人連れ。 向かいにはマンUの編み帽をかぶり、マンUの真っ赤なユニフォームとペンを手にした初老の男性が立っている。 よく見ると背番号7・BECKHAMの文字が。 おじさんもベッカムを待ってるんだね。 地元のチビッ子達も紙とペンを手にして、今か今かと首を長くして待っている。 中に堂々とマンUのユニフォームを着てる女の子達がいる。 アウェイでユニフォームを着るのは危険と聞いていたのに、「フーリガン」なんてどこ吹く風。 拍子抜けする程ほのぼのしている。
プレミアリーグ写真

12:40。 私達の前に図体のバカでかい警備員達が肩を並べて立ちはだかった。 いよいよ来る! 最初に女性警備員が教えてくれたことは本当だった。 ほどなくして、フルハム選手を乗せたバスが横付けされた。 群集がどよめく。 コーチ?、監督?(実は誰が誰だか分かってない)が次々に降りてPLAYERS ENTRANCEへ消えて行く。 選手が降り立った。歓声があがる。 2・3人通り過ぎた後に、来た! 稲本だ! 周りが一層大きくどよめきたつ。 皆必至にシャッターを押す。 腕をめいいっぱい伸ばし紙とペンを差し出す。 が、彼はサッと通り過ぎてしまった。 あぁ。 でも確かに稲本がすぐそこを通った。 近い。 なんて近いんだろう。 感動。

  ↑このページのトップへ

フルハム選手が全員降りた後、バスは去り、面前に立ちはだかっていた屈強な警備員達も入り口ドア前に戻った。 どうやらマンU選手が来るまでまだ時間があるようだ。 私達は折角陣取った最前列を逃さないようにそのまま立ち続ける。  10分、20分…まだ来ない。 すると、元ヴェルディの武田がやってきた。 TV中継の解説でもするのだろうか? 私達と同じくマンU選手を待つようだ。 まだ選手達は来ないようなので、ちゃっかり武田にサインをもらう。 写真も撮る。 2時間近くも立ち続けの上、かなり冷え込んでいるため足腰も手も感覚がなくなっていたが、ちょっと元気が戻る。

もう13:40を回った。 まだ来ないの? 遅い…と業を煮やしていると警備員が先刻同様、私達の前面に立ち並んだ。 来る! あぁ、でも私達のまん前に係りが立ってしまった。 これでは何にも見えない。 何とか覗く隙間を探す。 10分は経ったろうか。 マンU選手を乗せたバスが来た!
次々選手が降りては足早に通り過ぎて行く。 皆選手の名前を叫ぶ。 「ギグス!…」「リオ!…」「スコールズ!…」 瞬間、ひときわ周りがどよめいた。 ベッカムだ! ベッカムが来た! あぁ、でも彼もまた瞬く間に通り去った。 私達の後方に居た女性は「めちゃめちゃカッコ良かったァ」とため息をついた。 私はレンズ越しに横顔を見ただけだった。 後日、自分が撮った写真を見たら、ベッカムを見て「おおっ!」と驚く武田の顔が、それはリアルに写っていた。 (涙) マンU選手達も全員降りるとバスは立ち去り、入り待ちしていた群集もクモの子を散らすように引いて行った。 もうすぐ14:00。 早くスタジアムに入らねば!

  ↑このページのトップへ

  スタジアム内へ 
私達の席はメインスタンド上段左側、前から2列目だった。 青々したフィールド。 美しい。 そしてなんて近いんだ! 2階席でさえこんなに近い。 下段最前列席なんて、自分もピッチに立っているようなものだ。 実際選手がライン際に来たら触れそうな距離である。
  14:10、まずはフルハム選手がウォームアップにフィールドに出てきた。 私達と逆サイドで遠いが、稲本もいるのが分かる。 今日は出場するだろうか。
  観客席はまだまばら。 スタジアム内にある飲食店でジュースやフライドポテト、ホットドッグ等々を買って食べている。 日本でも見かけるごく普通の光景。 トイレは女性用が少ないかもと心配していたが、なかなか数もあったし、綺麗だった。 土曜の昼というのもあってか、小さな子供連れファミリー、女性も結構いる。 悪名高いフーリガンのイメージがつきまとうイングランドだが、この日は全く平穏だった。 内心不安だっただけに安堵する。
  スタジアム入りが遅かったマンU選手達も14:20にはウォームアップに出てきた。 私達のまん前だ。 選手が近い! また感動。 試合開始に胸がはやる。
プレミアリーグ写真

キックオフ5分前、客席もほぼ埋まった。 場内アナウンスと共に選手が出てくる。 すごい歓声だ。 ひときわ大きく野太い声に迎えられたのは、マンUのギグスだった。 「ウォォォォーーーーーー!!!」 身体に響いてくる。 これだ、これ! これをまた感じたかったのだ。 自然と気持ちが高揚してくる。

  ↑このページのトップへ

  15:00キックオフ   
主審の笛とともに試合開始。 どんなドラマを見せてくれるんだろう。
  しかし、期待に反して前半はダラダラと展開する。 作戦なのか? にしても、どうにも選手達に覇気が見られない。 折角ここまで見に来たんだぞ! もっと熱いゲームを見せろー!
  それでもサポーターは熱い。 マンUサイドのスタンドは休みなく応援歌を歌っている。 アウェイだからこそなのか。 響き渡る野太い声が、私の苛立ちを和らげる.。

  対してホームのフルハムサイドが何故か大人しい。 そういえば、私の右隣りのおばちゃんはフルハム応援だったが、静かに熱かった。 攻めあがる時は「Come on, Boy! Come on, Boy!」と連呼し、外すと「Oh!」とため息。 ボールを挟んで選手がにらめっこになると「Ahaaaaa…」と高笑い、フルハムがナイスセーブした時は「Fantastic!! Fantastic!!」と 拍手。 選手の一挙手一投足も見逃さない眼差しがおばちゃんに目をやるまでもなく感じ取れる。 おかげで、少しダレた試合も愉快になった。
プレミアリーグ写真

そんなこんなで前半35分、フルハムが先取点をあげる。 瞬間、観衆総立ち! 「オォォォォォォー!!」 悲喜交わる歓声。 フルハムサポーターが一気に沸き、今まで静かだったのが歌を歌い始めた。 対するマンUサポーターは負けじと一層声を張り上げる。
  のらりくらりしていた試合が一転、テンポアップし選手も俊敏に。 マンUは少し焦り出しようだ。 前半で何とか1点取り戻したい。 そんな気迫が感じられる。
  が、前半戦はこのまま終了。 選手は足早に引いて行き、観客は思い思いに席を立つ。 日本同様の光景だ。
プレミアリーグ写真

  ↑このページのトップへ

  後半戦開始     
マンUはリーグ戦線を勝ち残るためにもこの1戦は大事にしたい。 意気込みが伝わる中、後半開始。 17分、1点奪取。 やったーッ!! (でも右隣りおばちゃんの冷たい視線が私の肩にささる。 痛い。) マンUサポーター沸きに沸く!! 喜びの余り観客席から転がり落ちてくる人、駆け出してくる人。 ゴール脇で抱き合う選手に飛び付き、一瞬選手とサポーターが渾然一体になった。 ホントに選手と観客に距離がない! これがプレミア!?と変に感動していたら、警備員がぞろぞろ出てきた。 そりゃそうよね。
  さぁ、もう1点頂きに行こう! …んっ!? 稲本が私達の目下でウォームアップを始めた。 もしかして出てくる!? 
プレミアリーグ写真

時間は刻々と過ぎて行く。が、両者譲らず。
  残り15分くらいになると、両チームとも更に躍起になってくる。 平行してプレイもどんどん加速してくる。 稲本がいつ出てくるか気になりつつも、ハイスピードなプレイから目が離せない。 速い! めちゃくちゃ速い!! ゴールからゴールへ、右から左へめいいっぱい動く、走る。 これはバスケ?と思う程、パス回し、切替しが速い。 更に、ボールを受ける音、蹴る音まで聞こえる。 トンッ、パーン、トンッ、パーン。 正しく、こんなテンポで。 またまた感動。

  ↑このページのトップへ

  試合終了     
結局、1対1のドローに終わり、稲本のプレイを見ることも叶わなかったが、十二分に本場のサッカーを満喫した私達は至極ご満悦。 しかし、余韻に浸ってる場合ではない。 選手の出待ちをしなければ!
  素早くスタジアム外に出て、先ほど入り待ちした選手出入り口へ。 一歩遅かったようで、既に人だかりができていた。 しかし、入り待ちで要領を得ていた私たちは絶好な場所を確保。 これでばっちり選手が撮れるはず。 待つこと20分くらい。 マンU選手が出て来た。 でも数人だけで、ベッカムや半数近くの選手はとっくにマイカーで去っていた。 残念。 一人、2・3人のファンにサインをしてくれていた選手がいたが、アウェイだからかひっそりと数人を乗せたバスは走り去った。
プレミアリーグ写真

すると、今度は5m程離れた出入り口から、フルハム選手が出てくるらしいと、群集が移動し始めた。 私たちもそれについて行く。 ほどなく、フルハム選手たちが出てきた。 ホームだからだろうか、選手たちがサインをしていってくれる。 2・3人にサインしてバスに乗り込む人、10人・20人にしていってくれる人、ファンのペンをひとしきり使い回した後「Yours? Yours?」と確認して本人に返却してくれる人。 選手とファンの距離がこんなに近いなんて! またしても感動である。 これなら、何時間でも入り待ち出待ちをすると言うものだ。 残念ながらお目当ての選手からサインは頂けなかったが、稲本が車窓越しながら恥ずかし気にファンに手を振ってくれただけで満足。 そして、次こそは…と秘するものが芽生えたのは言うまでもない。 18:30、フルハム選手達も全員乗り込むと、バスは発車した。

宴の後はちょっぴり寂しい。 もっともっと見ていたかった。 が、11:30頃スタジアムに到着してから実に7時間。 ホントに丸々サッカーに費やした1日だった。 大々満足だ! 選手とファンの近さ、客席とピッチの近さが何よりの魅力だった。 是非多くの人に味わってもらいたい。 損はさせません!?

(実は顔の写った写真も沢山あるのですが、肖像権の関係でお見せできないのが残念です...)

  ↑このページのトップへ

  6日目=10月22日 オールドトラフォード見学へ     
基本の5日間コースだと4日目で帰国だが、私達は8日間。 4・5日目はロンドン市内とロンドン近郊の「バース」観光に出かけた。
  そして6日目、マンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアム「オールドトラフォード」見学へ!
  8:45、ブリティッシュ・エアウェイズにてロンドン・ヒースロー空港を飛び立ち、約1時間でマンチェスター空港に到着。 空港に隣接する鉄道の駅に向かい、自販機で切符購入を試みるが結局よく分からず、窓口で「オールドトラフォードに行きたいんですが…」と言うと、すぐに係員が端末を叩いて4枚出してくれた。 「これは往復2人分?」と尋ねると「そうよ」と。 気が利いている。 £4.4。 かなりお得な価格だ。
プレミアリーグ写真

プラットフォームは2つしかない。 でもどの列車か分からず駅員さんに尋ねる。 快速らしく、途中の駅をいくつも飛ばして約20分、マンチェスター市街中心(?)にある「マンチェスター・ピカデリー駅」に到着、下車。  とても大きな駅だ。 マンチェスターって都会だったんだと実感。 ここでトラムに乗換えるため、ひたすら「Metro Link」の表示を辿って乗り場に到着。
プレミアリーグ写真

  ↑このページのトップへ

ここから目的地「オールドトラフォード駅」までは1本。 トラムは街中をゆっくり走る。 大きくて高い建物が林立する。 ホントに大きな街だなぁとキョロキョロ窓の外を見回す。 が、5駅目を過ぎた所でいきなり加速し、駅の間隔も長くなる。  風景は街から工場地、緑豊かな郊外へと移り変わる。 ピカデリー駅から8駅目、約20分、オールドトラフォード駅に到着。 小さな小さな駅だ。
プレミアリーグ写真

  オールド・トラフォード・スタジアム
駅からはひたすら真っ直ぐ歩く。 10分。 見えてきた! 『オールド・トラフォード・スタジアム』。 思わず「おおーっ!」と感嘆がもれる。 デカイッ!! めちゃくちゃデカイ! この間のロフタスロードスタジアムは箱庭という感じである。(失礼) 警備(?)のおじさんがフレンドリーに「HELLO!」と声を掛けてくれる。 嬉しい。 まだ中に入ってないというのに、既に興奮気味。
プレミアリーグ写真

周りにはめぼしい建物がない。  駐車場がめっぽう広い。 駅からの道中、数人にしか会わなかったが、スタジアム周辺には結構人がいる。 皆、車で来るようだ。 例外なく手には大きなマンUロゴ入りビニールバッグを提げている。
プレミアリーグ写真

  ↑このページのトップへ

オフィシャル・グッズ・ショップ 『メガ・ストア』 はスタジアムに併設されている。 その名の通り、大きくて品揃えも豊富。 スタジアム見学前に買っては荷物になるので、私達はひとまず品定めに勤しむ。 どれも魅惑的に誘惑してくる。 きっと‘例外なく'買い込んでしまいそう。
  13:00〜の見学をロンドン在住の友人に電話で予約しておいてもらったので、少し早いが12:30頃窓口に行く。 ここでも愛想良く対応してくれるおじさんスタッフ。 エレベーターで3Fへ行くと、右に『レッド・カフェ』、左に『ミュージアム』。
プレミアリーグ写真

私達はまず左へ。 ここはマンUの歴史を辿る創りになっている。 時代時代のユニフォームやチケット、バッジ等々、当時に思いを馳せるに余りあるほど貴重な品々が展示されている。 中でもひときわ華やかなのが、歴代手に入れてきた優勝カップを飾る部屋だ。 四方を埋め尽くすおびただしい数。 まばゆいばかりに光り輝いている。 マンUの歴史そのものだ。
  そこから下へ下へと階段を降りて行くと、見学ツアーの集合場所に辿りついた。 ぴったり13:00。
プレミアリーグ写真

  ↑このページのトップへ

  見学ツアーへいざ!      
案内役のおじさんが人数確認。 老若男女30人位だろうか、私達以外にも日本人がいる。 全員揃ったところでいざ出発!
まずはNORTH END(バックスタンド)下段へ。 美しい緑のフィールドと真っ赤なスタンド席が目に飛び込んでくる。 「おおぉーっ!!」誰もが同じ第一声。 (さっきからこればっかりだが、ホントに言ってしまうんですって!) 広いッ! きれいッ! その規模、その鮮明な赤と緑のコントラスト、圧巻である。
  感動している私達をまずはスタンドほぼ真ん中の席に着かせ、落ち着くのを待っておじさんは、舞台役者ばりのよく通る声と口調で切り出した。 「ここで試合を見たことがある人いますか?」 2人程手を挙げる。 「皆さんはマンチェスター・ユナイテッドのファンですか?」 反応が小さい。 「あなたはどこのファン?」と尋ねられた初老の男性は「リーズです」。 笑いが起こる。 こんなやり取りでがっちり見学者達の心を掴んだところで、スタジアムの説明を始めた。
プレミアリーグ写真

実は英語がよく分からない私達。(それでも充分楽しめる。) ほとんど内容不明だったが、これだけはしっかり聞き取った。 「2003年5月、ここでチャンピオンズ・リーグの決勝戦が行われます」。 あぁ、見たいっっ!!! その時私には、熱狂する69000人の大観衆が見えた。 洪水のように溢れる彼らの大歓声が聞こえた。 鳥肌がたった。 ここで見たいっ! どんなにか「Fantastic!」で「Exciting!」だろう。
プレミアリーグ写真

  ↑このページのトップへ

その後、EAST END(ゴール裏スタンド)を通り、SOUTH END(メインスタンド)へ移動。 ダッグアウトに踏み込む。 ピッチはまん前、直ぐそこ。 私達にはその上に立つことも触ることも叶わないが、選手達はいつもこの視点でスタジアムを、観衆を、試合を見てるんだなと感慨にふける。
プレミアリーグ写真

次に、選手の家族専用ラウンジへ。 ここへ向かう通路はかなり狭い。 小柄な私達でさえ狭いんだから、大柄な人なら幅スレスレで歩くことだろう。 ラウンジは思ったよりこじんまりしていたが、バーカウンターやお子様用遊戯室、トイレまであった。 試合前にここで団欒するらしい。
プレミアリーグ写真

そしてその部屋の向かいに、選手控え室とシャワールームがある。 こんな内部まで見せてくれるなんて、太っ腹!?  控え室はいわゆるロッカールームとは違った。 壁に作戦会議用のホワイトボードと物を掛ける取っ手と腰掛棚があるだけ。 それでも個々の場所は決まってるらしく、おじさんは端から順に指差しながら「……・ロイ・キーン、ネビル、スコールズ……」と名前を挙げていく。 そして一番奥のコーナーを差して「ベッカム」と言った。 皆が「oh!」。 ちょうどそこに座っていたチビッ子はそれを聞いてニッコリ。 嬉しそう。。。 広さは学校の教室くらい。 大の男達が20人から入るんだろうに、せせっこましく着替える様子が目に浮かぶ。 シャワールームもシャワーが2つ、バスタブが2つ、ジャグジー1つ、マッサージ台が2つ(…だったような。記憶が曖昧)。 とにかく一度に全員は無理。 他の設備はこれでもかと整えられているのに、控え室は簡素と言うか質素と言うか。。 意外だった。
プレミアリーグ写真

  ↑このページのトップへ

が最後、WEST ENDのプレイヤーズ・トンネルへ。 選手達はここから戦場(ピッチ)へ向かうのだ! おじさんは何やら説明した後、最後尾にいる見学者に「そこのボタンを押して下さい」と言った。  するとスタジアムのざわめきと歓声が流れ始めた。 おじさんは言う。 「私達はマンチェスターユナイッテドの選手です。 これから戦いに行きましょう!!」 そして…『……Manchester United!!!! ウォォォォーーーーーー!!』という場内アナウンスと大歓声の中、歩き始めた。 この声がいかに選手達の気持ちを鼓舞するか。 今まさに‘実感'である!!
プレミアリーグ写真

見学ツアーは、このトンネルを選手気取りで抜け切ったところで終わり。 最後の最後まで写真を撮りまくっていた私達を気長に待って、おじさんは選手出入り口から外へ「Thank you. Bye-bye.」と笑顔で送り出してくれた。 満喫満喫。
プレミアリーグ写真

私達は3Fまで戻り、『RED CAFFE』へ。 全て真っ赤のマンU仕様。 椅子には選手の背番号に名前。 ランチョンマットには選手達の写真。 天井にもポスター貼付。 ウエイターはもちろんユニフォーム着用。 これ以上は無理という程‘マンU'で埋まっている。 各所に設置されたTVでは試合の名場面が流れる。 ふと気付くと、19日に見てきたばかりの試合が流れていた。 ラッキー! フライドポテトとプディング、紅茶を食しながら見入る。 お会計は2人で£7.9。 意外に安い。 ‘何が何でも'ではないが、一興で行ってみて損はない。
プレミアリーグ写真

その後、‘例外なく'大量にグッズを買い込んだ私達は、名残惜しくもスタジアムを後にする。 「今度は試合を見に来るぞ!」と心に誓って。。。

  ↑このページのトップへ

  7日目=帰国の日    
19日以来の快晴! 18:00発のJL422便まで時間があるので、折角だから世界一高い観覧車『ロンドン・アイ』へ乗りに行く。 朝早めだったからか、さほど並ばずすんなり乗れた。 絶景なり! 天気が良ければ絶対おススメ。
プレミアリーグ写真

8日間なんてあっという間だ。 楽しい時間はなおさら。 朝から晩まで1日4・5時間の睡眠で歩き回ったのに、まだまだやり残したことがある。 「次はマンチェスターを基点に動こう。 試合を最低2つは見て、チャンピオンズ・リーグ決勝戦なら尚良いなァ。 それから他のスタジアムも見学したい。 それから…・」 私達にそんな壮大(?)な夢を抱かせて、今回の旅は終わった。。。
プレミアリーグ写真


磯部ゆかり
観戦暦
 日本代表
03年4月 韓国vs日本(親善試合/ソウル)
05年2月 日本vs北朝鮮(W杯予選/埼玉)
05年8月 日本vsイラン(W杯予選/横浜)
 W杯・欧州リーグ 他
02年6月 イングランドvsブラジル(日韓W杯/静岡)
02年6月 セネガルvsトルコ(日韓W杯/大阪)
02年10月 フルハムvsマンチェスターユナイテッド(イングランド・プレミアリーグ゙/ロンドン)
02年12月 レアルマドリードvsオリンピア(トヨタカップ/横浜)

自己紹介
趣味はサッカー観戦。特に日本代表と欧州リーグに興味があります。海外観戦デビューは2002年イングランド・プレミアリーグ!“生”の迫力に取りつかれ次はいつ行こうかと頭の中は サッカーでいっぱい!皆様にもぜひ現場でしか得られない感動を味わっていただきたいです。
サッカーツアーのアレンジは大の得意!お気軽にお問合せください



観戦記トップへもどる ↑このページのトップへ



会社概要 プライバシーポリシー サイトマップ 当サイトに関するお問い合わせ ナンカ!い〜旅ホームへ
Copyright © 2005 NANKAI TRAVEL INTERNATIONAL CO. INC. All Rights Reserved.