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松前 古の日本へタイムスリップ 北の小京都「松前」へ

松前藩のもと、日本最北の城下町・蝦夷地の中心として栄えた、北の小京都「松前」。
函館に中心が移るまでの400年間、北海道の武家文化を担ってきた。
松前藩が北海道唯一の藩だったこともあり、蝦夷地の交易権を支配し、
北前船での本州と蝦夷地との交易で益を成し、繁栄した。
その繁栄は、後に「松前の五月は江戸にもない」と記録されるほど。
また桜の名所として知られ、春には優美な町並みを見せる。
対馬海流の影響で温暖な気候であり、孟宗竹や椿なども育ち、北海道の中でも異彩を放つ町である。
 

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松前城

松前城(福山城)

松前藩によって安政元年(1854)に建てられた最北にして最後の日本式城郭。福山城と呼ばれていた。 明治維新の戦いの舞台にもなり、土方歳三率いる総勢700名の旧幕府軍の攻撃により1868年に落城。今でも当時の弾の痕が石垣に残っている。昭和35年に天守閣が復元され松前城資料館として松前藩が使用していたものなど、藩政時代の珍しい品々を展示している。
◆JR木古内駅から函館バス松前出張所行きで約1時間30分、「松城」下車徒歩約10分
松前公園

松前公園

松前城周辺の松前公園では、春に約1万本・約250種の桜が桜が咲き乱れる。松前の桜は、藩政時代にはそれほど多くなかったようだが、大正時代以降、鎌倉兼助氏により桜が増やされ、昭和20年代からは、浅利政俊氏が、全国から桜を収集し、品種改良によって松前独自の桜を生みだした。それを子どもや町民が守り、「さくらの里」を育て、現在では「日本さくら名所100選」に認定されている。4月29日〜5月21日頃には「さくらまつり」が開催され、多くの人々で賑わう。
◆JR木古内駅から函館バス松前出張所行きで約1時間30分、「松城」下車徒歩約6分
松前藩屋敷

松前藩屋敷

幕末期の松前藩の城下町を再現した屋外博物館。奉公所や廻船問屋、武家屋敷や商家、民家から茶屋まで当時の人の暮らしを垣間見ることができる。中でも海の関所「沖の口奉行所」が珍しい。実際に使用された調度品も展示されている。米が採れないため、北前船による特産品での交易により成り立っていた藩であり、にしん漁に挑むヤン衆の声が聞こえてきそうな「番屋」「漁家」なども見うけられる。
◆JR木古内駅から函館バス松前出張所行きで約1時間30分、「松城」下車徒歩約15分・11月上旬〜4月上旬休館
寺町

寺町

かつて、福山城(松前城)の非常時に城の北側を守るため城下に15の寺が造られた。現在の寺町では5つの寺のみ(創建(改築)以来のままの建物は龍雲院のみ)が残る。名木「血脈桜」を境内にもつ光善寺、重要文化財に指定された山門をもつ法源寺や松前家の菩提寺・墓所など貴重な建造物があり、往時の雰囲気を味わうことができる。
◆JR木古内駅から函館バス松前出張所行きで約1時間30分、「松城」下車徒歩約10分
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