海外旅行体験記 ∼ お客様やスタッフの、現地滞在レポートをご紹介!

16日目

AM07時00分、無事関空着。梅雨も終わっていた。
今回16日間という長めの日程のヨーロッパ一人旅。
出発前はちょっぴり不安で大丈夫かなぁなんて思っていたけれど、思いっきり一人旅を満喫することができた!

初めてのひとり旅~自由気ままな個人旅行~
興味の赴くままに街を歩き、自分のペースでゆったり過ごす事がでできた。
初日のマドリードの街の喧騒、バルセロナでの開放的な青い空と青い海とガウディの個性的な建築物、ローマで迷子になって偶然遭遇した美味しいジェラート屋さん、フィレンツェで見た花火などなど・・・。
素敵な思い出ばっかりだ。

また、ふらっと自由気ままな一人旅に出掛けたい。今後はどこに行こうかな。

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15日目

今日は空路、ミラノ発AM09:30、ローマ乗り継ぎで大阪へ出発。
帰りのローマの乗り継ぎは約1時間だったのであっという間だった。
ローマ発PM12:00分発空路、大阪へ。

14日目

今日は、私の"是非鑑賞したい世界の絵画"のベスト10に入っている。いや世界的にベスト10に入っているだろう
世界遺産の【最後の晩餐】鑑賞の日だ。

入場制限(1回25分・15分の見学)があり、予約制だ。

最後の晩餐がある【サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会】は地下鉄CADORNA駅から徒歩約10分のところにある。
最寄駅からちょっと道に迷ってしまった。

注)予約制で時間に遅れるともちろん見れないので余裕を持ってお出かけください・・・。

道行く地元のイタリア人に道を尋ねたが、教会自体があまり有名じゃないらしく(?)かなりでたらめな道を教えられ、3人目に尋ねてようやく辿り着くことができた。(汗)

なるほど、こじんまりした普通の教会だ・・・。ここにかの有名な最後の晩餐があるのね・・・。

入館の前に教会の脇にある窓口で切符を受け取る。

待合室。門の奥に、壁に最後の晩餐の絵が掛かっているドミニコ会修道院の食堂の入り口がある。
待合室。門の奥に、壁に最後の晩餐の絵が掛かっているドミニコ会修道院の食堂の入り口がある。


日本語のオーディオガイドが(2.5ユーロ)オススメだ。
詳しく説明してくれるのでより理解が深められる。
見学15分でその時間に合わせた(もしくはそれ以上の長さだったような・・・)オーディオガイドなので、入場したらすぐにONにしましょう!!

レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作を目に焼きつけ教会を後に・・・。


その後は、ACミランとインテルのホームスタジアム【サンシーロスタジアム】へ。
ドゥオモ広場南西のVia G.Mazziniから24番のAxum行きとラムに乗ると、終点がスタジアム前(所要時間約30分)に到着する。

スタジアム外観
スタジアム外観


まずはミュージアム見学へ。(ツアーとミュージアム見学12.50ユーロ)

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ACミランは赤、インテルは青を基調としている。

インテルのロッカールーム ミランのロッカールーム
インテルのロッカールーム ミランのロッカールーム


続いてスタジアム内の見学。

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その後、念願のオペラ鑑賞へ。
天井桟敷の席なのでさほどドレスコードは厳しくはないけれど、そこそこの装いをして行った。記念写真がないのが残念!

オペラ鑑賞前に夕飯へ。一人旅最終日の夕飯なので優雅に行きたいところだったが、なけなしのお金をオペラにはたいてしまったので、なんと最後の晩餐は、ガッレリアにある"マクドナルド"でマドレーヌ1個とアイスティ1杯だった。なんどもひもじい・・(泣)

演目は「LA TRAVIATA(椿姫)」。
スカラ座もオペラも初体験だ。幕が開いた。
いきなり鳥肌モノ・・・。す・すごい・・・。あまりの感動に目頭が熱くなってしまった。
計算され尽した美しい舞台に釘付けになった。

これまでオペラに興味がなかった人も必見です!!

本当は撮影禁止なのだが思わずパチリ

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演目が終わり、タクシーでホテルへ。

本当に夢のような時間を過ごすことができて、一人旅最終日に相応しい素敵な思い出深い日になった。

13日目

ベネチアをあとにして、ミラノへ。
少し早起きしてサンマルコ広場周辺を散策した。

朝のベネチアの風景
朝のベネチアの風景


ベネチアのホテルからサンタ・ルチア駅まではヴァポレットを利用して移動することにした。
ホテルからヴァポレットの駅までコロコロとスーツケースを転がしながら移動した。
サンタ・ルチア駅AM10:30発の列車だったため、余裕をみて、AM09時前にホテルを出発。
ヴァポレットの駅に到着して切符を買おうと思ったら、無人だった!
早朝ではなかったので安心し切っていたのだ・・・。
やってしまった!!(汗)

泣く泣く水上タクシーを利用することに・・・。ヴァポレットなら6ユーロで移動できるところ、55ユーロもかかってしまった。かなりの痛手・・。

注)小さな水上バス乗り場では時間帯によっては切符売り場が無人になって買えません・・・。

水上タクシー
水上タクシー


サンタ・ルチア駅にAM09:30頃に到着。水上タクシー利用だったため、かなり早く駅に着いた。
まだ出発のホームも決まっていない。

駅のホーム
駅のホーム
列車内 荷物置き場・下段の白いのが私のスーツケース
列車内 荷物置き場・下段の白いのが私のスーツケース


ベネチアからミラノまでは約2時間30分なのであっという間に到着!

ミラノの駅はガイドブックなどで見たとおりのとても大きな駅だった。
駅のホームは2階部分にあり、バス乗り場、タクシー乗り場、メトロは1階にある。
たまたまエスカレーターが動いておらず、2階から1階への移動は大きなスーツケースを抱えて階段を利用しないといけなかった・・・。(泣)

空港から市内への移動はタクシーで。(約11ユーロ)

到着後、ミラノの観光へ。

街のシンボルドゥオモ。外観改修工事中 美しいガッレリア オペラの殿堂スカラ座
街のシンボルドゥオモ。外観改修工事中 美しいガッレリア オペラの殿堂スカラ座


高級ブティックが集中するモンテ・ナポレオーネ通りを散策。さすが流行の最先端ミラノ。お洒落な人々が行きかっている!

ウインドーショッピングを満喫した。

そして、スカラ座でオペラを一度は見てみたい!と思い、スカラ座のチケットオフィスへ!
でもスカラ座のチケットを事前に手配するのは大変だ。有名な公演は発売と同時に売り切れてしまうものだ。
駄目もとでスカラ座のチケットを売り場に行ってたずねてみた。
「明日の椿姫の公演のチケットはありますか・・・?」、なんと、キャンセルが出たようで天井桟敷席が空いていた!!
空席表があと2席だけになっていたので、非常にラッキーだった!

なけなしのお金をはたいて購入。

念願の本場のオペラが鑑賞できるなんて夢のようだ♪

12日目

フィレンツェをあとにして、ベネチアへ。

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サンタ・マリア・ノヴェッラ駅構内
ホーム
今日の列車は1等を予約していた。
乗り心地は・・・座席が広すぎて逆にしっくりこない感じ・・(笑)

飲み物のサービスがあり嬉しい。
時間が経つにつれ、だんだん座席もなじんできて乗り心地もよくなってきた。

ベネチア・サンタルチア駅に到着。
駅に到着後、あらかじめ頼んでおいたホテルまでの日本語送迎係員が
駅の中まで迎えに来てくれた。

サンタルチアの駅から水上タクシー乗り場まで少し歩き、乗り込む。

迷路のように入り組んだ水路や細い路地、正に迷宮のような街並みだ。

水上タクシーがホテルの最寄り駅に到着。
今日宿泊の「HOTEL CASA VERARDO」には船着場がないため、最寄駅から徒歩での移動になる。

スーツケースを持って石畳の道を歩くのはちょっとしたコツがいるような気がする。

えっ、こんな道通れるの?というような細い路地を抜けていく。
そして、HOTEL RIOとドラッグストアの間の道を通るなどと道を歩くのが面白い。

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この間の道を歩くのだ
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拡大図
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HOTEL RIOとドラッグストアの
間の道を歩くのだ
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突き当たりの階段を上がるとホテルに到着


本当に迷路だ。

ホテルはサンマルコ広場から徒歩5分の好立地にある。
全30室ほどのこじんまりしたホテルでワンちゃんとアットホームなオーナーさんが出迎えてくれる。
部屋はクラッシックな印象だ。

チェックイン時間まで時間があったので、荷物だけ預けて、町散策へ。

石畳の細い道。本当に迷いそう・・・。
でも、一つの目的地に行くのに色んな方法があるのが面白い♪
地元の日本人に迷いそうになったらどうしたらよいか聞いた所、壁に"リアルト橋方面"とか"サンマルコ広場方面"というイタリア語の表示があるので大丈夫との事。
それでも同じ道をぐるぐる廻ってしまった経験があるとか・・。(^^;)
実際迷わなかったが、いざと言う時は何とかなるんだな。

リアルト橋
リアルト橋
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たまたま通りかかったワイン屋さん、安い
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ゴンドラの風景 サン・マルコ広場
サン・マルコ広場
ゴンドラの風景


以外にもリアルト橋からサン・マルコ広場までは徒歩15分位と近い。

少し離れた所に移動する交通手段で便利なのが、ヴァポレットと呼ばれる水上バスだ。
ヴェネチア唯一の公共交通機関。乗り方はいたって簡単。
まず路線をチェック!最近のガイドブックには詳しく載っているし、ホテルなどで路線図はもらえたりする。
ただ路線番号は度々変わったりするらしいので、要注意!

その後の手順は、切符を購入。水上バスの切符は、60分券(6.50ユーロ)、24時間券(16ユーロ)、72時間券(31ユーロ)の乗り放題券があり、水上バス乗り場の切符売り場で購入する。
小さな水上バス乗り場では時間帯によっては切符売り場が無人になって買えない場合があるので要注意。
切符は主要な水上バス乗り場であらかじめ買っておくことをおすすめする。

切符を購入したら使い始める前に乗り場にある刻印機で必ず印字すること!印字しないと罰金を払わないといけないのだ。

刻印機で使用開始日を刻印したら乗船ができる。水上バス乗り場で行きたい路線番号の船を待つ。
船の進行方向にはくれぐれも注意!
船に乗って降りる時は、ゆっくりとした速度なので、停留所を注意深く見ていれば余程の事がない限り乗り過ごしを心配する事はないでしょう!


切符売り場・英語でも大丈夫 電光掲示板にも出ている イメージ
切符売り場・英語でも大丈夫 電光掲示板にも出ている  


サンマルコ広場へ。

【サンマルコ広場】は、ヴェネツィアの中心【サン・マルコ寺院】前に広がる広場で、世界中の旅行者が集っている。
私は、その昔、「旅情」という映画を見て、サンマルコ広場のカフェで一人座って感慨にふけるのに憧れていたのだ。

念願の初サンマルコ広場!!「旅情」の映画の主人公のキャサリン・ヘップバーン扮するOLになったような気分でカフェに入って感慨深く(?)お茶を飲んだ。

サンマルコ広場
サンマルコ広場


一息ついた後は、サン・マルコ広場にそびえ建つ、【鐘楼】にあがることにした。入場料は6ユーロ。エレベーターを使って、屋上まで昇れる。
個人的には夕暮れ時がオススメだ。夕日に染まったベネチアのラグーナと街が一望できる。

素晴らしい景色に浸っていたら、突然、時を告げる鐘が鳴り始めた!!かなり大きな音でこれにはさすがにビックリした!!

ものすごい音の鐘
ものすごい音の鐘
鐘楼からの素晴らしい眺め
鐘楼からの素晴らしい眺め
鐘楼からの素晴らしい眺め


日が沈むまで景色を楽しみ。サンマルコ広場へと戻った。

夜はホテル近くのレストランでピザを食べた。

夜のサンマルコ広場は、オレンジ色の照明に染められていて、何ともロマンティック!
各カフェでは生演奏が行われているので、音楽を聴きながら優雅に過ごすことができる。

私は、各カフェを巡って生演奏会を立ち見で楽しんだ。
大好きな映画「サウンドオブミュージック」の劇中歌をメドレーで演奏していたのはとても嬉しく、夢中になって演奏を楽しんだ。

夜のサンマルコ広場 素晴らしい生演奏
夜のサンマルコ広場 素晴らしい生演奏


1泊という短い滞在だったけれど、神秘的で美しいベネチアの街を満喫することができた。