海外旅行体験記 ∼ お客様やスタッフの、現地滞在レポートをご紹介!

1日目

サーリセルカ、ロヴァニエミ、ヘルシンキを巡るコースは当社でご案内しているオーロラ鑑賞ツアーの中で断トツトップの人気商品です。
オーロラ鑑賞はどうやって行うの?寝台列車サンタクロースエキスプレスはどんな感じ?エアポートバスや路線バスは簡単に使える?などなど...当然たくさんの質問をちょうだいします。
こりゃ実際行ってみるっきゃない!!ってことで、実際にツアー通りの行程を体験してきました。

関西空港よりフィンランド航空でまずはヘルシンキへ。
乗り継いでサーリセルカの玄関口・イヴァロへ向かいます。
AY078 関西空港11:45発⇒ヘルシンキ15:10着
AY471 ヘルシンキ17:10発⇒イヴァロ18:50着

フィンランド航空は初めて利用しましたが、機材が新しくシートもゆったりめで快適でした。
機内食も◎、パーソナルコンピュータの使い勝手もよかったです。
何より、日本からヨーロッパまで最短ルートというのが最高!

▲搭乗した飛行機 ▲パーソナルコンピュータ
▲一回目の機内食 ▲二回目の機内食

定刻より10分早く到着。
それでは、ヘルシンキ・ヴァンター空港での乗り継ぎの流れをご紹介しましょう☆

最少乗継時間が35分というのもうなずける、とてもコンパクトな空港。
日本人スタッフも随所にいるため迷う心配はなさそう。
小さい空港ながらも免税店、ショップ(マリメッコ、ムーミンショップなど)、レストラン・カフェなどは充実しています。
※EURO圏への乗り継ぎの際は、入国しているため免税品は購入できないので注意!帰国の際のお楽しみに。

①飛行機を降りたら、標識に従って手荷物検査場へ。

▲飛行機を降りたところ ▲手荷物検査場

②手荷物検査後、乗り継ぎ便のゲートを確認し進む。途中でパスポートコントロール。(EURO圏では珍しく2、3質問された。)

▲空港の日本人スタッフが案内してくれる ▲パスポートコントロール

③さらに進むと、乗り継ぎ便のゲートや免税店等が並ぶエリアに到着。標識は日本語表記もあり、わかりやすい。

▲カタカナで「ゲート」と表記されていた ▲マリメッコのショップ

④乗り継ぎ便に搭乗。

▲AY471に搭乗 ▲機内の様子。配列は3-3-3

国内線は自由席と聞いていたのですが、座席指定でした。

ヘルシンキは快晴だったので初日からオーロラが見られるかも!?
期待に胸を膨らませ...19:00イヴァロ空港に無事到着。
が、機内から外を見て愕然!!吹雪いてる...。
神様、そんなに私が嫌いですか!心で毒づきながら、マフラーと手袋を身につけ、タラップを降ります。
(※外国人観光客の方々は機内でスキーウェアなど着込んでいた。少なくともマフラー、手袋はスーツケースに預けず機内に持ち込んだ方がいいでしょう。)

▲タラップを降りて... ▲空港建物まで歩いて移動

建物内に入るとすぐバゲッジクレームがあります。

▲建物内へ ▲バゲッジクレームはひとつだけ。なかなか荷物が出てこない...

イヴァロ空港からサーリセルカへはエアポートバスで移動します。
建物の外に出るとバスが数台止まっているので、エアポートバスであることをドライバーに確認してから乗車。
バウチャー(予約確認書)は車内で回収されます。

▲AIRPORT BUSと表示が出ている

サーリセルカまでは約30分。
街灯はほとんどなく、真っ暗闇の中をひた走る。
雪はおさまってきたものの、暑い雲に覆われていて今日のオーロラ観測は無理そうだな、とすでに諦めモード...。
しかし、自分が北極圏にいる!ということにテンションは上がります♪

エアポートバスは、主要な3つのホテル「リエコンリンナ(ホテル前の道路で停車)」⇒「トゥントゥリ(本館前で停車)」⇒「ホリデイクラブ」の順に停車します。

私たちが宿泊するのは「サンタズ・ホテル・トゥントゥリ」。
6つの建物からなる大型ホテルで、総客室数は260室です。
まず本館のレセプションでチェックインを済ませ、宿泊する部屋のある棟へ各自で移動。
2泊のうち、1泊目はアパートメントタイプのPARASPAIKKA棟、2泊目は新館のGIELAS棟と違うタイプの部屋に宿泊させてもらうことに。

▲本館前 ▲ロビー内の様子

おなかが減ったので、レストラン探しに出かけました。
サーリセルカの中心、「ホリデイクラブ」のあたりまで徒歩5~10分。
町の中は街灯があるので、夜でも歩きやすい。
思っていたほど寒さは感じないものの、風が吹くと顔が痛い!!

「テーレンペサ‹Teerenpesa›」というレストラン・パブで遅い夕食。
たくさんの観光客で賑わっていました。
日本語メニューもありましたよ~。
(後程知ったのですが、サーリセルカ駐在のガイドさんイチオシのレストランでした☆)

▲レストランの外観 ▲地元産マスのパン粉焼きをオーダー

ホテルに戻り、就寝。
明日は晴れますように...☆彡

▲アパートメントタイプの部屋はキッチン完備 ▲ベッドルーム

出発までに...

出発までに...

1月末にスウェーデン&ノルウェーのオーロラ鑑賞ツアー研修へ行ったスタッフの「寒さが尋常でなく、命の危険を感じた...」という一言にびびりまくったワタクシ、早速スノーブーツを始め防寒グッズの調達に走りました。

しかし皆様、ご安心を。3月のフィンランドは想像より寒くなかった、というのが私の率直な感想です。
用心深すぎ!?持ち物リストと、現地での服装を記載していますので、同じ時期に出発される方の参考になれば幸いです♪
(サーリセルカ、ロヴァニエミでの気温:日中マイナス0度前後、夜のオーロラ鑑賞時マイナス5度前後)

①スキーウェアの上着
②裏地がフリースのパンツ、撥水加工のパンツ それぞれ1本
③フリースのジャケット
④ウールのセーター、カーディガン それぞれ1着
⑤フリース素材の部屋着上下
⑥薄手のタートル
⑦ユニクロのヒートテック長袖Tシャツ3枚
⑧ウールタイツ1足、ユニクロのヒートテックタイツ2足
⑨ウール靴下、ユニクロのヒートテック靴下、もこもこ素材の靴下 それぞれ数足ずつ
⑩マフラー、ネックウォーマー
⑪スキー用手袋、薄手の手袋
⑫耳まで隠れるスキー用帽子
⑬スノーブーツ(メーカー:SOREL/マイナス40度まで耐えられる優れもの!)

【現地では...】
基本スタイルは、⑥または⑦の上に③のフリースジャケットを着て、その上に①のスキーウェア上着、⑧のヒートテックタイツの上に⑤のフリース素材の部屋着ズボンをはき、さらに②の撥水加工のパンツを重ねばき。そして、帽子、時々マフラーと薄手の手袋。
④のウールのセーター&カーディガンは一度も登場せず...。ユニクロのヒートテックシリーズは薄いのに暖かなので、かなり重宝しました☆
※スキーウェアの上下が揃っている場合は②は不要。
※今回の気温くらいであれば、スキーウェアでなくとも膝丈のダウンで代用可能かと感じた。ちなみに、ヘルシンキは街なので日本で普段着ているコートでないと恥ずかしいかも(スキーウェアだと浮いてしまいそうデス...)。

ここで声を大にしてお伝えしたいのは、足元の防寒を最優先にして頂きたいということ!
冷えは足からやってきます。特にオーロラ鑑賞時は雪や氷の上で長時間立ったままになるので、防水性の高いスノーブーツのご用意をおすすめします。

▲かなり重宝☆SORELのスノーブーツ

「命の危険を感じる」寒さの時は、現地で防寒着をレンタルするのもよいかと思います。(レンタル情報は後ほどご案内しますね。)

大量のカイロと(これも結局ほとんど使わず...)、オーロラ撮影を夢見て新調したデジカメを持って、いざ出発!!

他のスタッフの体験記も是非ご参考下さい♪
○フィンランド・ロヴァニエミ オーロラ写真の撮り方など詳しく紹介しています。
 /taiken/staff/northeurope/
○スウェーデン&ノルウェー 「命の危険を感じた」スタッフが書きました(笑)。
/taiken/staff/cat60/

10日目

ニューヨークの空港を出発して約14時間後、無事に成田空港へ到着しました。
なかなかのロングフライトでしたが、もともと飛行機好きなこともあり、映画を3本も見たので、意外とあっという間に着きました。

▲帰りの機内食はこんな感じ

しかし!関西在住の私にはもう一本フライトが待っています。。。
他の参加者さんは皆さん東京方面の方なので成田にて(涙の)お別れ。
皆さんすごく良い方で、10日間お世話になりっぱなしでした。
スーツケースをピックアップし、ゲートから出て行くメンバーを見送りつつ、私だけ国内線の搭乗ゲートへ向かいます。

《ひとくちMEMO》
~成田空港で国際線から国内線に乗り継ぐ場合~
①基本的にターンテーブルにて一度預けた荷物をピックアップ
②税関申告の後、そのまま右方向に進み、国内線乗り継ぎ専用通路へ
 ※自動扉(その先にお迎えの人が待っているあの扉)からは出ません!
③道中にスーツケースを預けられるところがあるので再度預ける
④ひたすら10分弱てくてく歩くとゲートに到着!

夕方の便でようやく伊丹空港に到着。
ここまで帰ってきてようやく日本に帰ってきた実感が...。
家に21時頃到着し、10日間の長旅は幕を閉じました。

《最後に...》
長いようで短かった10日間は本当に充実していて一生忘れられない旅となりました。
コロンビアに行く前は、治安面など多少の不安はありましたが、実際に行ってみると恐い思いなど全くしませんでした。
もちろん今回の旅は現地の方がしっかりアテンドしてくれたので安全だった部分は大きいですが、街なかでも単独行動は避け、最低限の注意さえ払っていれば問題はなさそうです。
コロンビアはすごく居心地の良いところで現地の方はホスピタリティに溢れていました。
さらに美味しいコーヒーと美しい女性が待っています♪

下記はコロンビアにはキャッチコピー。

"Colombia,the only risk is wanting to stay"

つまり、"コロンビア、危険なことはあなたがそこに住みつきたくなってしまう国であることだ"

帰国する前日、参加者全員がこのキャッチコピーの意味を理解しました。
必ずまた訪れようと心に決め、もっとたくさんの方にこの魅力的な国を知ってもらえるよう、頑張っていきたいと思った素敵な旅でした。

9日目

コロンビアを離れて6時間弱、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港に早朝4時過ぎに到着です。
とりあえず入国審査なんですが...パスポートコントロールの前には長蛇の列!
予想はしていましたが、ここまでとは...。
しかも一向に進んでいる気配がありません。
それもそのはず。
パスポートコントロールにいるあのいつも恐そうなおにいちゃんやおねえちゃんが...たった2人!
この人数に対して2人は少なすぎるんじゃないか...と少々イライラがつのってきた午前6時前。
ようやく他の社員がちらほらやってきました。
『みんな6時出社なんだな~』なんて呑気に思っていましたが、日本ではありえないですよね(笑)
飛行機の到着時刻でも増員なんてしないアメリカンスタイル☆
早朝に着いた私たちが悪いって気になってしまいますね~。
次の飛行機まで時間があったので良いものの、乗換時間がタイトな場合はかなり焦りそう。。。
アメリカ経由をする場合は是非かなり余裕をもったスケジュールで!

2時間くらいかけて入国審査を済ませた後は、やっぱり免税店でお買い物かなぁと思って、ターミナル内ブラブラしはじめると...あれっ??10分で終了!!?
ニューヨークだからといって期待してはいけません。
一番充実していると言われているターミナル7でもショップやレストランなど合わせて十数店舗しかないのです。
お買い物はダウンタウンで済ませてこなければいけないみたいですね。

じゃあ、こうなったら最終手段!

▲ブルーベリーマフィン ▲フレッシュジュースも美味!

おっきなマフィンとちょっと高級ポテトチップスを頬張り、アメリカンなBLEAK TIMEを楽しむことに♪
カロリーは気になるところでしたが、全部美味しくいただきました。

まったり空港で過ごしたのち、ANA009便にて帰国の途へつきました。

8日目

本日コロンビア滞在最終日です。
午前中は昨日に引き続き慌しく商談会。
日本語でも上手く伝わらない商談を、他言語で行うとかなりの体力を消耗...。
コーヒーを片手にフラフラになりながらなんとかすべての商談を終えました。

▲最後にみんなで集合写真

飛行機が出発するまで時間があったのでボゴタの市内観光へ連れて行って頂きました。
まずは、コロンビアの工芸品のお店へ。
それぞれが各地域の特色を表現しているそうです。

▲色使いが鮮やか! ▲南米っぽさ満載。 ▲お土産にお1ついかが?

工芸品の後は、歩いてMUSEO DEL ORO(黄金美術館)へ。
ボゴタ市内は常に渋滞しているので少しの距離ならバスやタクシーより歩く方が早いそうです。
10~15分ほど歩いて美術館へ到着。
館内には金のアクセサリーや鎧、仮面などがずらりと展示されていました。

▲言葉が分からなくても楽しめます ▲ちょっと不気味だった仮面たち

中には金製品ではないものも...。
何に使用されたのかは謎でしたが、個人的にこの子↓に一番惹かれました(笑)

▲歯まで生えていらっしゃる...

こんな感じで市内観光を楽しんだ後、後ろ髪引かれる思いで空港へ。
出発の3時間前ですが、チェックインカウンターの前には人だかりができています。
特にアメリカ線は混むようですね。

《ひとくちMEMO》
コロンビア出国の際にはチェックインの前に下記カウンターで手続きが必要です。
▲カウンターの反対側にあります

ここでパスポートと航空券を提示すると、なんだかよく分からない紙をくれます。
その紙を持ってチェックインカウンターへ。
この手続きをしないとせっかく並んでも追い返されてしまうので要注意です。

チェックインを済ませたら2階の出国ゲートへ。
向かって右側は国内線、左側が国際線なので左側へ進んでいき、搭乗口までいくと...またまた並んでいます!
各搭乗口に待合室のようなものがあり、そこへ入るためにまた並ぶのです。
しかもその待合室に入った後、一旦外に出ようものならまた最後尾から並び直し...。
ねばって交渉しましたが、『それがルールだ!』の一点張り。。。
この待合室になんの意味があったのかは分かりませんでしたが、やっぱり1時間遅れで飛行機は出発しました。
たった1週間ほどの滞在でしたが、なんとも離れがたい国でした。

☆ADIOS, COLOMBIA☆