海外旅行体験記 ∼ お客様やスタッフの、現地滞在レポートをご紹介!

1日目

関空発、アリタリア航空でローマ乗り継ぎマドリードへ。
ローマからマドリードまでは乗り継ぎの良いフライトがなく、なんとローマ・フィウミチーノ空港で5時間ほどの乗り継ぎ待ち。
今回の行程ではアリタリア航空で行くのが一番最適だったため、納得済みとは言うものの、この乗り継ぎ待ちの時間はけっこうきつい・・・。

ローマ空港へはほぼ定刻通りに到着。
スーツケースはマドリードまで一括で届けられるので(ローマ空港で荷物を受け取る必要がない)、空港での乗り継ぎもスムーズだった。

ローマ空港のDFSやお土産屋さんはけっこう充実しているので、空港内を何度も散策して、何かないかな~と物色したり、手荷物で持っていたガイドブックを熟読したり、カフェテリアで軽食を食べたりしていた。ただ5時間もあるのでなかなか時間は経たない。
オランダのアムステルダム・スキポール空港みたいにカジノがあったらなぁ・・・、でも旅行前に破産してしまうかも・・・。なんて思いながら、暇つぶしに有料のインターネットを試みても時間が経つのはもの凄く遅く、ついウトウトと居眠りまでしてしまった。(注:居眠りは危険)

しばらくしてから、念のため、出発時刻などを確認するために空港内にあるフライト案内のモニターを見ると搭乗口が変更になっていた。
搭乗口変更ってけっこうあるのよね・・・。早めに気づいてよかった・・・。
大急ぎで変更後の搭乗口まで移動!

ようやくローマ発のフライトの搭乗時間でローマ空港での長かった乗り継ぎ待ち時間も終了!

マドリードへは、23時45分に到着。
空港到着ロビーで事前に手配しておいた現地のスペイン人のドライバーが私の名前を書いたプレートを持って待っていてくれた。
早い時間帯に到着の飛行機ならあまり不安がないが、夜や深夜の到着のフライトは空港内もひっそりしているので、送迎を付けておいた方が安心だ。

空港から市内までは、地下鉄や空港バスでも行くことができる。
但し、地下鉄の通路にはエスカレーターのない階段があったりして、スーツケースを持っての移動が大変だし、治安も心配。
空港バスの場合は、市内中心部のコロン広場まで行くので、この近くのホテルに宿泊の場合は便利だと思う。

個人的には、事前に送迎の手配をしていない場合は、タクシーの利用がおすすめ。料金は約20ユーロ。
ただし、無許可のタクシーや白タクなどもあるので、タクシー乗り場からの許可されたタクシーに乗ること。
また、メーターをちゃんと落としているかなどのチェックも必要。
空港からマドリードの市内までは特に渋滞がなければ、所要時間は約30分だ。

しかし、私が到着した日は違っていた!

深夜にも関わらず、道路は渋滞していて物凄い交通量。初めてのスペインだったので、普段の様子が分からない。
首都だから渋滞は多いだろうけれども、なんだか様子が変だ・・・。

アトーチャ駅周辺では、あまりの渋滞ぶりにクラクションが鳴り響く!
ブブブブブッー、バババババッー、びっくりする程に騒々しい!!車は全く進まない・・・。


無事ホテルにたどり着くことができるのだろうか・・。

長いフライトで体も疲れているし早くゆっくりと休みたいようぅ~。
とその時、ドライバーさんと目が合った。ドライバーさんも"どうにもならないよ"ってな感じで溜息まじりに苦笑いしていた。
ツアー用の送迎にしておいて良かった。もしタクシーだったら初めてのスペインでこの状況はあまりにも不安だったと思う(--;)

ホテル近くのショッピングストリートのグランヴィア通りを走る。

深夜01時30分過ぎているのにも関わらず、人通りがもの凄い。観光客や地元の若者達がはしゃいで歩いている。

繁華街だし、夜が遅いスペインでは当たり前の風景?
それでもこの賑やかさはなんなんだ・・・!

ようやくホテルに到着。空港からホテルまで1時間以上も経っているよ・・・。(汗)
くたくたになりながらも、ホテルにチェックインし、部屋に入り、荷解きをする。

宿泊のSIETEISLASホテルの部屋にはバスタブが付いていた。シャワーの出も勢いがありよかったのが救い・・。
日本から持ってきていた入浴剤を入れて、バスタブのお湯につかってくつろぎモード。

『さぁ、明日からマドリードの休日を楽しむぞ~!!』

気合(?)を入れ、気を取り直し、ベッドへもぐりこんだ。

後日分かった事だが、この日はEURO2008なる欧州サッカー連盟(UEFA)主催によるUEFA欧州選手権大会で
スペインが逆転勝利をおさめて、興奮さめやらない状態たったらしい。
それであれだけの混雑ぶりだったのか・・・!?!

出発前

皆さんは個人旅行についてどのようなイメージを持っていますか?
団体で行動するツアーはイヤだけど、個人で行動するのは大丈夫かな・・・?
現地の治安は・・・?言葉は通じるの・・・?荷物はどうしたらいいの・・・?
自分で立てたスケジュールどおりに行動できるかな・・・?
などなど・・・。
特に初めての個人旅行ではありとあらゆる疑問や心配がつきまとってきます。

だけど、そんな不安を振り払って、自由気ままな旅に出かけてみませんか?

自分のペースで町を訪れ散策すれば、今まで知らなかったその国の素顔や人々、
あたたかな出逢い、素晴らしい町並みに出会うことができるでしょう。

私自身、初めてのヨーロッパ一人旅。そんな期待と不安を胸に抱きつつ、出発―。

出発前の準備

【治安について】 | 言語について | 荷物について | 旅行スケジュールについて

今回は初めてのヨーロッパ一人旅。スペイン、イタリアの治安を考えると結構心配。
出発前にあらゆる手段を使って情報収集をしました。
まずは、外務省の『海外安全ホームページ』をチェック!これは皆さんもご存知の通り、基本中の基本ですよね!

スペインページ
安全対策基礎データ
イタリアページ
安全対策基礎データ

とっても参考になります。その他、4TRAVELなどの旅行の口コミやコミュニティサイトなどでも様々な情報収集が可能です!

特にスペインでは年々首絞め強盗などの凶悪犯罪は減ってきているものの、まだまだ気を抜いてはいけません!
危険地帯に近づかないのはもちろんの事、人気の少ない所は歩かないとか、高級そうなモノを持っているのを見せつけないなどなど・・・。
上記のホームページにはあらゆる犯罪例や対策などが掲載されていますので、よく目を通しておくとよいです。

私の場合、写真を撮るのが大好きで大きな一眼レフカメラを持って行ったのですが、観光地では首にかけずに1ショット撮る度にカメラをカバンに直していました。(少し大げさですが・・)
後、写真を撮る時に無防備になりやすく、スリ被害に遭いやすいと言うのも聞いたの事があるので、充分気をつけていました。

また、地下鉄に乗車の際には、できるだけ空いている車両に乗る(比較的進行方向一番前が空いていたような・・・)、怪しげなグループが近づいて来たらその場をすぐに離れる、できるだけ席に座る(隣人にも要注意ですが・・・)、やたらキョロキョロしない(観光客とバレバレ)、こなれた風を装うなどの注意を払っていました。

その他、細かいことを言えば、観光客っぽいので帽子をかぶらないとか・・・!(笑)
ヨーロッパでは、'日焼け=リッチなヴァカンスで肌を焼いた'というのがステータスで、日焼け対策を全くしていません・・・。
日焼けサロンに通う人もいるほどです。日傘や帽子をかぶっていたら観光客とバレバレです。
でも、日差しはかなり厳しいので、日焼けや熱中症対策も必要です。
私自身、1年分の太陽の光を浴びる位外を歩き回ったので、暑さと紫外線に耐え切れず現地調達してしまいました。(汗汗)

後、防犯用の腹ベルトは必需品!暑苦しい、ちょっと格好悪いとは思いましたが、これは重宝しました。
私の場合、パスポートは持ち歩かず(持ち歩くのはカラーコピーしたもので充分です)宿泊施設のセフティBOXに保管していましたが、
クレジットカードと多少の現金は持っておきたかったので、カバンの中のお財布とは別に貴重品を腹ベルトへ忍ばせていました。
これなら余程の事がない限りスリ被害に遭いにくいです。万が一カバンを取られても腹ベルトに入れている現金があればホテルにも帰れますしね・・・。

あれこれ治安について書いたので、とても不安に感じられたかも知れません。でも、これがその国の実情なのです。
その国を訪れ、歴史・文化に触れたいと思うのであれば、それらを理解し、受け入れ、しっかりと対策すればよいのです。事前に情報を収集し、できる限り不安を減らしましょう!
そして万が一時のために海外旅行保険の加入もおすすめします。

出発前の準備

治安について | 【言語について】 | 荷物について | 旅行スケジュールについて

英語はほとんど通じません。大きなホテルやデパート、有名なブティック、観光地などではもちろん通じますが、タクシーやこじんまりしたホテル、小さなショップ、スーパーマーケット、町を歩く人々などなどは全て現地語です。(若い人は比較的英語が話せるみたい♪)
英語もスペイン語もイタリア語もままならない私ですが、それでも何とかなりました。(笑)
ですが、現地では、ある程度の日常会話ができる方が数倍楽しめます。
是非、旅行出発前にその国の言語を勉強する事をオススメします!!

出発前の準備

治安について | 言語について |  【荷物について】 | 旅行スケジュールについて

ヨーロッパへの旅行は最低でも1週間位の日程です。季節にもよりますが、何かと荷物が多くなりがちです。
スーツケースは個人旅行には向かない?やっぱりバックパック?荷物は機内持ち込みサイズ?などなど色々と迷いがちです。

私の場合は、16日間の旅行でしたが、1週間分の荷物が入る位の超軽量のハードキャリーのスーツケースにしました。
ヨーロッパの石畳の道をスーツケースをコロコロと引っ張っての移動は大変そうですが、極力荷物を少なめにすると意外と大丈夫なものです。
まずは、必要な荷物をリストアップ。やはり衣類が多い。国によって気温の差が生じる事があり、天気予報だけでは予測しにくいので(実際天気予報では最高気温25度位、最低気温10度位だったけれど、現地での日中の気温は35度位だった!!)、あらゆる気候に対応できるようなアイテムにしました。また、日中の観光では動きやすい服に歩きやすいスニーカー、ショッピングやレストラン、オペラなどでは少しドレッシーなワンピースや靴などTPOに合わせてお洒落もしたいものです。
旅先のホテルで洗濯をすれば、荷物を減らすことができます。下着や靴下などは3連泊もあれば、初日に手洗い洗濯して部屋干しすれば充分に乾きます。
私は、洗濯可能な薄手のカーディガンなども洗っていました。
旅行グッズ売り場では洗濯セット(部屋干し用の洗剤と洗濯物を干すロープなど)が販売されています。

電気製品を使うのであれば、変圧器(電気製品で電圧100V~240V対応のものは変圧器は不要)や変換プラグが必要ですのでお忘れなく・・・。

細かいところでは、以下のものも持って行きたいアイテムです。
便座除菌クリーナー・・・けっこうトイレ汚れてます。
ウェットティッシュ・・・除菌タイプのもの。レストランではおしぼりありませんし・・・。
ポケットティッシュ・・・ヨーロッパのホテルでティッシュが置かれてないところがありました。
マスク・・・機内や部屋など乾燥しがち。
入浴剤・・・やっぱり日本人はお湯につかりたい。普段家で使っているものを持って行くとほっとして疲れが取れます。
トリートメント・・・シャンプー・リンスに加えあるといいです。シャワーの水は硬水でパサパサしやすいし髪の毛の色も抜けやすい。
サプリメント・・・体調管理にけっこう役立ちました。
サングラス・・・持って行かなかったのですが、あれば重宝したと思います・・・。
日焼け止め・・・必需品。現地の薬局でも売っていますが、肌に合うかどうか・・・。
湿布類・・・歩き回った日の夜寝る前に貼るのと貼らないのでは疲れ方が違います。

その他、いつも使っているお気に入りのグッズを持って行くとか、小型スピーカーを持って行って、お気に入りの音楽をホテルの部屋で聞いてリラックスする・・・などなど。
荷造りをする時からワクワクしますね・・・!

出発前の準備

治安について | 言語について | 荷物について | 【旅行スケジュールについて】

個人旅行は自分の興味があるところを好きなように訪問できる事が利点。
まずは、どの国に行きたいのか、自分がしてみたい事などを整理して、自分にぴったりのプランを考えます。
ゆったり、じっくり観光の1都市滞在型は、ひとつの都市に滞在しながらも近郊の小さな町を訪れる事ができますし、一つの国を端から端まで周遊したり、また陸続きのヨーロッパは、色々な国を周遊する事ができます。

世界遺産を訪れる旅や美術・芸術鑑賞の旅などなど、プランニングする時が一番楽しいです。

また、絶対に訪れたい観光箇所やお店の情報は前もって仕入れておかれる事をおすすめします。
例えば、教会などは中に入れない日があったり、美術館などでは閉館日もあります。
ショッピングもほどんどのお店は日祭日閉まっています。
また、曜日によっては入館料が無料になる場合も多いので、事前に調べておけばお得です♪
後、人気の美術館で予約が可能な所は、事前予約をすることをおすすめします。
1時間以上並ぶことがあるので、本当に時間がもったいないです・・・!

全くプランを立てず、思いつくまま、気の向くままに巡るのも個人旅行ならでは。

それでは、旅の準備は整いました。
初めてのスペイン・イタリア一人旅。どんな感動があるのか、どんな出逢いがあるのか本当にワクワク、ドキドキします。

それでは、行ってきます~!!

お知らせ
旅の目的、訪問したい所、日程が決まれば私達にご相談ください!
~WarmStay~暮らすように旅するでは、1都市滞在、ヨーロッパの2都市周遊など豊富なラインナップをご用意しています。
また、お客様のご希望に合わせたアレンジも可能です!
そして、日本人経営のB&Bや宿泊施設を利用したコースもあるので、旅先での不安も解消されます。


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