海外旅行体験記 ∼ お客様やスタッフの、現地滞在レポートをご紹介!

8日目

フィンランド3日目写真01
08:55関空着。外に出ると蒸し暑い。これが日本の6月。明日から仕事。
さあ今日は久しぶりの和食で一杯やろう。

ヨーロッパは久しぶりだった。通貨がユーロになって初めての渡欧。
年齢とともに遠出がおっくうになる。
帰国後の仕事のこと考えると行く前は憂鬱。
でも現地に着けば一気に気分が晴れ、滞在中ははしゃぎっぱなし。
帰国直前は名残惜しくなり、日本に着いた瞬間から現実に引き戻される。
でも行けるときは絶対に行こうと心に誓った。きっと仕事に役立つはずだし。

今回も現地の方々や同行してくださったメンバーにはすごくお世話になった。
一生忘れることないあたたかい心と現地の風景。心の底から感謝感謝。
またこんな旅をしたい。さあまた明日からがんばるぞ。


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7日目

今日は空路、ヘルシンキ乗り継ぎで大阪へ出発。素晴らしい観光地巡りと食事を満喫した。
しかし何かが物足りない。なに? サッカー。 ヨーロッパに来たならどんな小さな町でもサッカーの試合があれば駆けつけた。
結果的にペテルブルクではプロ1部リーグの試合はやってなかった。
だからサッカーマニアのプライドは保たれた。やってりゃ「FCゼニト」をぜひとも見たかった。
などと考えていると空港に到着。そこには「FCゼニト」のオフィシャルショップがサッカーマニアを待ち構えていた。
町中の露店でうそくさい応援マフラーなんぞを買わなくてよかった。ここで自分とマニア仲間にマフラーを買った。
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▲ サンクトペテルブルク空港
(国際線)

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▲ 出発ロビー

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▲ 出発ロビー



12:35発のフィンランド航空便でヘルシンキへ。少し遅れたが約1時間後にヘルシンキに到着。
関空行きのフライトまで約5時間の乗り継ぎ待ち時間がある。
メンバーの内数名はあと1泊ヘルシンキに滞在するらしい。それならとバスで市内までご一緒させてもらった。
市内到着前に「アラビア・ファクトリー」なるところで下車。イッタラなどの北欧デザイン雑貨のファクトリー。
洗練された空間に人気ブランドの品々が並び、ショッピングスペースもある。 デザインなどに全く疎い私でさえ感心させられた。
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▲ アラビア・ファクトリー

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▲ アラビア・ファクトリー

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▲ アラビア・ファクトリー

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▲ アラビア・ファクトリー



その後、ヘルシンキ名物・トラムで中央駅へ。しかし帰りの飛行機の出発が迫っている。 結局、ヘルシンキ市内中心部滞在はたったの15分。フィンランドに来てこんなのあり? そう、またいつか来ればいいんだと言い聞かせエアポートシャトルバスに乗車
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▲ ヘルシンキ中央駅

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▲ 駅前風景

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▲ 駅前風景

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▲ エアポートシャトル



17:20発の関空行きフィンランド航空に搭乗。大阪から来たメンバーと共に帰国の途に。

6日目

今日も朝から市内散策。まずは「血の上の救世主教会」へ。これもいかにもロシアという外観。
館内も贅沢がいたるところに。出てすぐお土産の屋台がずらり。
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▲ 外観

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▲ 外観

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▲ 館内

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▲ 定番・マトリョーシカ





その後、遊覧船で「ネヴァ川クルーズ」へ。水路の港から「ネヴァ川」に出ると川から市内を一望できる。
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▲ クルーズ(水路)

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▲ クルーズ(ペトロパブロフスク聖堂)

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▲ クルーズ(エルミタージュ)

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▲ クルーズ(オーロラ号)




ランチは市内レストランでロシア名物料理。2種類の「ピロシキ」をいただいた。
「ピロシキ」はロシアの家庭料理でレストランではあまり出てこないらしい。おいしかった。
さすがロシア。テーブルにはグラスワインとストレートのウォッカ。こちらもおいしかった。
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▲ スープ

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▲ ピロシキ

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▲ メイン

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▲ デザート



さあ午後からは「エルミタージュ」。
ガイドさんの話では館内がむちゃくちゃ広いので2時間半で約5km歩くらしい。さっき飲んだウォッカが足にこなければいいのだが。
言わずと知れた世界三大美術館のひとつ。収蔵されている美術品は270万点とも言われペテルブルクに来てここを訪れない人はいないだろう。気候のいいこの時期は朝から多くの人が足を運ぶ。
館内には無数の部屋がありいずれも金銀豪華な内装。半日で全てを見て回るのは不可能。
カメラ撮影をしたいなら入場料の他に200ルーブル(約600円)を支払えばOK。ただしフラッシュ厳禁。
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▲ ストロガノフ皇帝

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▲ 本物のダヴィンチ作

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▲ 本物のダヴィンチ作




日曜は17:00閉館なのでやむなく外へ。ホテルに戻って夕食の予定。
しかしメンバーの一人が「バレエを観に行こう!」の提案。全員賛成でガイドさんに無理言ってチケット入手。
ホテルの夕食はキャンセルして中華料理で乾杯。20:00開演に間に合うよう劇場まで徒歩で出発。
観劇した場所は「サンクトペテルブルク音楽学院オペラ・バレエ劇場」。 「マリインスキー劇場」の正面にありロシアでも名門の劇場のひとつ。
演目は「白鳥の湖」。「ペテルブルクに来たならやはりチャイコフスキーのコレ」とメンバーの一人がうなずく。
着席したのは最前列の真ん中寄り。バレエ観劇など初めての私がこんなにいい席で若干恐縮。
目の前はすぐ舞台。その手前下には生オーケストラ。観客たちは全員スーツやドレス。緊張してきた。
ストーリーはガイドブック頼りだったがとにかく生の迫力ある演奏にはしびれた。
またダンサーの常人離れしたスピード、パワー、表現力は相当鍛えられているのがよく分かる。
最初はどうしようかと思っていたバレエ観劇だが、やはり来てよかった。メンバーの誘いに大感謝。
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▲ 観客席

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▲ オーケストラ

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▲ 最後の挨拶

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▲ 指揮者挨拶




劇場を出たのが夜10時半。まだ外はお昼並みに明るい。今夜はペテルブルク最後の夜。
まだ誰も寝る気全くなし。地下鉄でとりあえず一旦ホテルに戻ってナイトツアーに参加することに。
00:30バスでホテルを出発。市内のライトアップされたスポットで写真撮影。
「スモーリヌイ聖堂」と「血の上の救世主大教会」をまわった。
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▲ スモーリヌイ聖堂

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▲ 血の上の救世主大教会

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▲ 血の上の救世主大教会




そしてクライマックスの「宮殿橋」へ。深夜01:30頃に橋が上がる。 白夜の時期にペテルブルクに来たならこれを見ない手はない。
上がる直前に「ネヴァ川」に到着。 川沿いには上がる橋を見ようとすでに多くの観光客が集まっている。
なんとか場所を確保してシャッターチャンスを待つ。少し橋が上がった。歓声も上がった。
なんとも言えぬ素晴らしい風景。白夜の時期に来れた特権だ。
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▲ 上がる直前

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▲ 上がりだした

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▲ けっこう上がった

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▲ 全開




ホテル到着が深夜2時過ぎ。白夜で今日も一日長かった。気分よくおやすみ。

5日目

さてサンクトペテルブルク体験1日目。噂には聞いていたがかなりの都会。しかし近代的な建物は少なく、いかにも欧州な古くて背の高くない建物がびっしり。町中には豪華な宮殿が建ち並び、いたるところに運河や水路。ヨーロッパでも指折りの美しい町と呼ばれて当然だろう。
ホテルから市内中心部へは車で約15分。まず「宮殿橋」を渡ったところの「ロストラの燈台柱」へ。 運良く炎が灯っていた。
対岸にはかの「エルミタージュ美術館」と「ペトロパヴロフスク聖堂」。
しかし天気が悪い。ペテルブルクは年間通して雨が多いらしい。
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▲ ロストラの燈台柱

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▲ エルミタージュ

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▲ ペトロパヴロフスク聖堂




再び車で市内中心部へ戻り「イサク聖堂」へ。ロシアムード満点の外観。中も豪華そのもの。
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▲ イサク聖堂

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▲ 内部

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▲ 内部

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▲ 内部





次は「巡洋艦オーロラ号」へ。戦時中の軍艦が今は博物館として川面にたたずむ。
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▲ オーロラ号

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▲ オーロラ号

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▲ オーロラ号




さらに市内散策。 ロシアを代表するオペラとバレエの「マリインスキー劇場」の前を通りかかった。
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▲ マリインスキー劇場

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▲ マリインスキー劇場



市内でショッピングの後、南西へ車で約1時間の「ペテルゴーフ」へ。
ペテルブルクのハイライトのひとつ世界遺産の「ピョートル大帝の夏の宮殿」(=「大宮殿」)が楽しみだ。
到着前に宮殿近くのレストランでロシア名物「ボルシチ」と「ビーフストロガノフ」のランチ。
日本人の口にも合う味付け。純和食党の私でも完食。
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▲ ボルシチ

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▲ ビーフストロガノフ

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▲ デザート




いよいよ「ペテルゴーフ」に到着。「上の庭園」から入場。
「ネプチューンの噴水」や「樫の噴水」の横を通り「大宮殿」へ。悪天候で写真映りがイマイチ。
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▲ 噴水

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▲ 噴水

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▲ 大宮殿




「大宮殿」に入場。約300年前に建設され第二次世界大戦で破壊されたが見事に修復された。
中に入ると豪奢そのもの。歴史的なことをよく知らない私でもガイドさんの話を聞きながら目に映るもの
全てに驚いた。ダンスホールや絵画の部屋など豪華な内装が続く。
あまりの凄さに写真撮るのを忘れてしまった。
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▲ これがベストショット!



一通り「大宮殿」を見て外に出ると奇跡が!
なんと真っ青な空にさんさんと陽光が。
宮殿前のテラスからきれいにフィンランド湾が見える。
今回の旅のベストショットが撮れた。

テラスから「下の公園」へ。ここにも無数の噴水と金色の銅像。当時の栄華を感じる。
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▲ 噴水

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▲ 噴水

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▲ フィンランド湾

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▲ 大宮殿




「下の公園」を散策して、名残惜しいがバスでホテルへ。ホテルで夕食を終えたのが20時頃。
白夜だから夜は長い。我々一行は全員で地下鉄に乗り込み市内中心部へくり出した。
地下鉄はどこまで乗っても1回20ルーブル。約30円だからタダみたいな感覚。
20ルーブルで切符代わりのコインを買って改札へ。ペテルブルク最大の「ネフスキー大通り」ど真ん中の「ネフスキー・プロスペクト駅」で下車、地上に上がるとすぐに「カザン聖堂が目に入る。 
水路を横目に「ネヴァ川」に向かって「ネフスキー大通り」を歩くこと約15分。「旧参謀本部」の裏側に着いた。
大きなアーチの向こうには白夜に輝く「エルミタージュ」。目の前で見るとやはりデカい。
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▲ 地下鉄

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▲ 地下鉄

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▲ 水路

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▲ ネフスキー大通り


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▲ カザン聖堂

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▲ エルミタージュ

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▲ エルミタージュ

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▲ 旧参謀本部



エルミタージュの裏はすぐ「ネヴァ川」。対岸には「ペトロパヴロフスク聖堂」が白夜に輝いている。
「ネヴァ川」沿いに西へ歩くと左手に「イサク聖堂」が見える。昼間は悪天だったからここで撮り直し。
「ネフスキー大通り」に戻るとメンバーの一人が「あっコレ」と一言。
昔の文豪たちが通ったというペテルブルクでも有名なレストラン「文学喫茶」だった。
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▲ ペトロパヴロフスク聖堂

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▲ イサク聖堂

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▲ イサク聖堂

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▲ 文学喫茶



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▲ 夜1時の夜景



気が付くと夜も11時。地下鉄でホテルへ帰った。しかしまたロビーバーで乾杯。
結局1時におやすみ。

4日目

今日も天気はイマイチ。気温も上がらずけっこう肌寒い。
現地の人の話では「今週は100年に一度の寒波」「先週は最高気温が25℃まで行ったわよ」
小雨降る中、ホテル周辺でランチの後クオピオ駅へ。とてもローカルなクオピオ駅。ろくに改札も通らずプラットホームへ。
まず14:20発のP706便でコウボラまで3時間弱の旅。この列車がフィンランドの新幹線。
早速、乗車。思いスーツケースを上の棚によっこらしょ。着席したのもつかの間。みんなでスナックカーへ。
スナックカーではさながら立ち飲み状態。気の合う仲間とビール、ワイン、サンドイッチで大盛り上がり。
日本から持ってきたスルメのおすそわけまでいただいたから、さらにもう一杯。
結局、コウボラまでの間まともに着席していたのは20分ほど。本当に楽しい仲間たち。これも列車の旅の醍醐味。
今回の見本市に参加していたフィンランド国鉄の女性職員の方もコウボラまで同行してくれた。
その方と話をしていると「我々は日本の新幹線をすばらしいと思っているわ」「だってきっちり時間通りだもの」
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▲ クオピオ駅

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▲ フィンランドの新幹線

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▲ 車内

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▲ スナックカー



17:09コウボラ着。17:14発のP33に乗り換えてロシアのサンクトペテルブルクへ。到着は22:51の予定。
ロシアの方が時差で1時間早いので約4時間半の列車の旅。
車両はロシア製のようでさきほどまでの快適さはないが特に問題もない。
ついさっきまで飲みっぱなしだったが着席してすぐにビールのサービス。一気に飲んで気分よく睡眠開始。
すると少しして起こされた。国境を越えるためパスポートとビザのチェック。ロシア人の体格のいい女性係員にパスポートを持って行かれた。ちゃんと返してくれるよな。もしパスポートやビザに不備があれば国境を越える直前の駅で強制的に降ろされるらしい。

我々一行は全員無事ロシアに入国した。
入国してまず停車したのが「Vyborg」駅。ここで約30停車するのでホームに降りて記念撮影。ロシア語はアルファベットにない文字が多く「ついにロシアにやって来た」という感慨にふけってしまった。何分、私ロシア上陸は生まれて初めて。
さあここからサンクトペテルブルクまで約2時間。気分よく寝ているとまた起こされ無愛想な女性係員にパスポートを返してもらった。
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▲ コウボラ駅

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▲ コウボラ駅

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▲ この列車でサンクトペテルブルクへ


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▲ ビールとスナック

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▲ 車内

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▲ 連結で喫煙可能

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▲ 「Vyborg」駅



22:51サンクトペテルブルク・フィンランド駅に到着。ますますロシアの雰囲気。
すぐにバスでホテルへ移動。昼間のアルコールのおかげですぐにおやすみ。
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▲ 駅

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▲ 駅

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▲ 駅周辺