海外旅行体験記 ∼ お客様やスタッフの、現地滞在レポートをご紹介!

4日目

今日の予定は、午前中に"Halles de Lyon - Paul Bocuse"を見学、「ガストロノミックランチ」の後、「シクロポリタン」というアクティビティを楽しみ、夕刻シャモニーへ。
...いったいぜんたいなんのこっちゃ!?という疑問はさておき(笑)、昨日と同じくガイドの藤原さんと共にホテルを出発です。

まずは『Halles de Lyon - Paul Bocuse<アール・ド・リヨン・ポール・ボキューズ>』へ。
ポール・ボキューズのお店?と思いきや、答えはリヨン中央市場。
2006年に改装された際、ポール・ボキューズ氏に敬意を表して「リヨン中央市場-ポール・ボキューズ」と改名されたそうです。
市場はパール・デュー地区にありますが、んん!?想像していたのと違う!
こんな洒落たガラス張りの屋内市場でした。

▲スタイリッシュなリヨン中央市場の外観 ▲市場の中

中はとても明るく、ゆったりとお店が配置されています。
色とりどりのケーキやマカロン、美味しそうなお惣菜、新鮮な魚介類、チーズの山などなど...目移りしてしまいますねー(>_<)
立ち飲みバーやレストランもあり、賑わっています♪


▲ハムやソーセージがずらり!
▲フランス最高職人(MOF)の称号を持つチーズ屋さん


市場を後にし、藤原さんおすすめのチョコレート屋さん2軒に立ち寄り☆

~BERNACHON<ベルナション>~
住所:42, cours Franklin Roosevelt 69006 Lyon

カカオ豆から自家焙煎してチョコレートを作るというこだわりの老舗ショコラティエ。
品質を守るため、ここリヨンにしか店舗がないそうです(支店もない!)。少しわかりづらい場所にありますが、リヨンを訪れた際はぜひ!!
▲高級住宅街の一角に ▲花のようなチョコレートケーキはこのお店のスペシャリテ「ガトー・プレジダン」
~VOISIN<ヴォアザン>~

市内に数店舗あります。(我々はベルクール広場近くの店へ。)
リヨンの銘菓、「クッサン・ド・リヨン」を買うならここで!
▲その名の通りクッション型のパッケージ!


今日のランチは、フルヴィエールの丘中腹にあるレストランでのガストロノミックランチ。
(ガストロノミックランチ=美食ランチ!?ごめんなさい、わかりません(笑)。)

"Christian TETEDOIE<クリスチャン・テテドア>"は、ミシュランの1ツ星レストランですが、まずその眺望に度肝を抜かれます!
フルヴィエールの丘の中腹にあるため、世界遺産の街並みを一望できるんです。

▲ぜひ窓側席を予約しましょう!夜はさぞかしロマンチックでしょうねぇ...

見た目にも楽しい料理の数々を美味しくいただきました。


▲メイン

▲デザート
▲スープ ▲前菜

ちなみに、レストランの近くには『古代ローマ劇場跡』があります。

▲ローマ劇場前で記念撮影。晴れた!


午後は「シクロポリタン」体験。
これは日本でいう人力車でした。お兄サンが自転車をこぎながら街を案内してくれます。
風が気持ちよかったー!


▲こう見えて大学生です
▲私も運転させてもらいました☆ ▲リヨンの名物・だまし絵

これでリヨンでのプログラムは全て終了です。
美しい街並みに別れを告げ、いざモンブランの麓の街シャモニー・モンブランへ!



シャモニーまではバスで約2時間30分。
気が付けば、窓の外が見えないくらいのどしゃ降り...!また雨女パワーを発揮してしまいました(ToT)/~~~
観光する明後日までに天気が回復しますように。。。

ホテルで一服後、日本食レストラン"SATSUKI<さつき>"へ徒歩で移動。
「美食」を堪能しすぎたお腹に優しい日本食ディナーでした。

▲モンブランの雪解け水で作られたモンブランビール。飲みやすい!

リヨンに比べると、かなり肌寒い!それもそのはず、ここは標高1035メートル地点。
どんな雄大な景観が広がっているのだろう、と今はまだ見えないモンブランに思いを馳せながら、眠りにつきました...。



≪ホテル紹介≫

宿泊は"PARK HOTEL SUISSE & SPA<パーク・ホテル・スイス&スパ>"です。
観光局の目の前に立地。温水プール、ジャクジー、ハマム、サウナなどスパ施設が充実している。水着は各自ご用意を!

▲ベッドルーム

▲バスルーム
▲山小屋風の外観

3日目

今日は日本語ガイドの藤原さんと共に、リヨン旧市街を観光します。

[ LYON ]

ローヌ・アルプ県の県庁所在地で、フランス第2の都市。
ソーヌ川西岸に広がる旧市街は世界遺産にも登録されており、ルネッサンス時代の建物が今も息づいている。
多くの食材に恵まれた土地であるリヨンは、ミシュランの星付きレストランがひしめく「美食の街」としても有名。
旧市街のおもな見どころ:14世紀につくられた天文時計が名高い『サン・ジャン大司教教会』、街を一望できる『フルヴィエールの丘』

徒歩でソーヌ川の向こう側に広がる旧市街を目指します。
曇り空なのが残念ですが、絵になる景色が広がります。

▲ソーヌ川とリヨンの街並み

裁判所の上に見えているのが、フルヴィエールの丘にある『ノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ聖堂』。
どこからでも眺めることができる、この街のシンボル的存在です。

▲裁判所とノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ聖堂

橋を渡り、いよいよ旧市街へ。
年代物の建物に挟まれた狭い石畳の路地に佇んでいると、中世にタイムスリップしたかのような感覚に...。

▲石畳の路地を歩く ▲装飾が細かい!

旧市街には、建物の中を通って路地と路地を行き来できる「トラブール」という抜け道が数多く残っていますが、これは絹織物がさかんだった頃、出来た商品を雨で濡らさないために作られた小道で、この街独特のものとのこと。
第二次世界大戦中は、レジスタンスの逃げ道としても利用されたそうです。

 

ほとんどが普通の住居ですので見学はお静かに...。
(見学可能なトラブールには看板がかかっています。)
住居の窓からちらっと見える室内は、ことのほか近代的。
世界遺産に登録されるような歴史ある街でオシャレに暮らすリヨン子を羨みながら、トラブール散策を楽しみました。


続いて、『サン・ジャン大司教教会』を見学。

▲荘厳な『サン・ジャン大司教教会』

その後、本日のハイライト『フルヴィエールの丘』へ!
観光案内所横のVIEUX-LYON駅よりケーブルカーで向かいます。

【ワンポイントアドバイス(^o^)丿】

「リヨン・シティ・カード」が便利です!
公共交通機関が乗り放題に、また20カ所以上の美術館・博物館が無料になります。
1日券(18ユーロ)、2日券(27ユーロ)、3日券(36ユーロ)があり、観光案内所で入手可。
(※料金は2013年10月現在)

▲リヨン・シティ・カード
▲ケーブルカーでフルヴィエールの丘へ!

FOURVIERE駅を出ると、目の前にどどーんと『ノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ聖堂』が!!

▲聖堂の正面 ▲聖堂の中。豪華絢爛!

間近に見ると、大迫力です。
内部はモザイクや金箔で装飾され、何ともきらびやかな雰囲気。
と思いきや、一部装飾がない!? 
...この聖堂は市民の寄付で建設されており、資金不足のため、いまだ装飾されていない箇所があるそうです。

聖堂の裏手には、街を見下ろす大パノラマが広がっていました!
手前から旧市街→ソーヌ川→新市街→ローヌ川→パール・デュー地区(ビジネス街)と街が東に向かって発展していったことがよくわかる。

▲素晴らしい眺め♪

それにしても晴れてよかった...(^^)v

オープントップバスに乗って、丘を下りました。

▲テロ広場にて

さぁ、待ちに待ったランチ♪
本日のランチは "CAFÉ DE FEDERATIONS(カフェ・デ・フェデラシオン)"というブションで頂きます。
「ブション」とは庶民的なレストラン、いわゆる定食屋。
とかくお高いイメージのフランス料理ですが、気軽に郷土料理を楽しめるのっていいですよね!

下町の雰囲気が漂う店内は、地元の方や観光客で満席!人気店なんですねー。
ブションで出されるワインボトルは厚底です。理由は、荒っぽくテーブルに置いても割れないから。

▲ぶたさんのナプキン ▲ワインボトルが厚底! ▲前菜
▲メイン(左:豚ほほ肉のシチュー 右:子牛の頭!!) ▲お店の外観

私はホルモンが苦手なので、メインは豚ほほ肉のシチューをチョイス。柔らかくて美味☆
研修仲間の方が選んだ子牛の頭がグロテスクでした(笑)。
ボリューム満点の料理に一同大満足!

ランチ後は、開発が進む新市街の見学など。
そして、あっという間にディナーの時間です。
かの有名なフランス料理界の巨匠、ポール・ボキューズのセカンド店"BRASSERIES DE L'OUEST(ブラッスリー・デ・ルウェスト)"でのディナー、一体どんな「美食」が私達を待っているのでしょう!?

今回は、市内にある4軒のブラッスリーのうち、ルウェスト(西)店へ連れて行って頂きました。

▲かなり広い店内はほぼ満席 ▲ルウェスト(西)店の看板
▲前菜のサラダ ▲メインの魚 ▲デザート

さすが名店と言われるだけあります!!(上から目線でスミマセン)
前菜なんて、ただのサラダなのに(失礼極まりなくてスミマセン)まぁ美味しい!
メインの魚はふわっふわで、感動しました☆

ポール・ボキューズの本店には行けなくても(本店だと予算一人4~5万だそうです...)、よりカジュアルな雰囲気の中名店の味を楽しめるブラッスリー、おすすめです!

お腹もココロも満たされ、幸せな気分でおやすみなさい...☆彡

2日目

定刻より20分早くドバイ国際空港ターミナル3に到着。
ターミナル3はエミレーツ航空の専用ターミナルです。
さすが世界のハブ空港。天井が高く、開放的できらびやかな雰囲気!

≪ドバイ国際空港の乗り継ぎ案内≫

ターミナル3マップ:ダウンロードはこちら(PDF)

①セキュリティチェックを受ける
コンコースA~Cのどこに到着するかわからないが、真ん中と両端にセキュリティチェックがあるので、まずはそこを通る。

▲"↑All Departure Gates"と書いてあります

②ゲートに移動
【ワンポイントアドバイス(^o^)丿】
関西空港で受け取った乗り継ぎ便の搭乗券に書いてあるゲート番号が変更になっていました。必ず電光掲示板で確認を!

▲コンコースAへはシャトルトレインで移動 → ▲さらに巨大エレベーターで上階へ

③出発の1時間前にはゲートへ!
【ワンポイントアドバイス(^o^)丿】
搭乗時間(出発の45分前)がきたら問答無用でゲートが閉まります。
ゲートを通った後、階下に降りるとさらに待ち合いスペースと飛行機の搭乗口があります。

▲モエ・エ・シャンドンのカウンター! ▲高級車が当たる宝くじ!

24時間オープンの空港なので、免税店、レストラン、カフェはもちろん開いています。
早朝到着でも安心ですね♪

EK089 ドバイ08時55分発⇒ジュネーブ13時45分着[所要時間:6時間50分]

なんと、関西空港⇒ドバイ間と同じ機材でした!映画の続きが見られて大満足(^_^)v
機内食が1回サーブされます。

ジュネーブ国際空港でローヌ・アルプ観光局のラシェルさんと合流。
バスでリヨンへ向かいます。

▲フランスとの国境を通過

30分も経たない間にフランスとの国境を通過。
日本で言うと県境みたいなもので、なんともあっけない...。
ひまわり畑(枯れていたけど...)やトウモロコシ畑など、のどかな景色を車窓から楽しみながら、約2時間でリヨン市街に到着です。

ホテルで一服した後、徒歩でレストラン"L'INSTITUTION"へ移動。
ラシェルさんと一緒に楽しい時間を過ごしました☆

▲店内の様子 ▲研修仲間の皆さんwithラシェルさん
▲前菜(トマトとモッツァレラチーズ) ▲メイン(白身魚のソテー) ▲デザート
≪ホテル紹介≫

宿泊はM Gallery Hotel Carlton Lyon‹カールトン›です。
目抜き通りであるレピュブリック通りに程近く、観光に便利な立地。
築1894年のオスマン様式の建物は重厚な雰囲気だが、改装されており客室はスタイリッシュかつ機能的。

▲客室の様子(一例) ▲バスルーム
▲湯沸しポットなど

1日目

エミレーツ航空とフランスのローヌ・アルプ観光局主催の研修旅行に参加させて頂きました。
フランス第2の都市、そして「美食の街」としても有名なリヨンとモンブランの麓の街シャモニー・モンブランを訪れる9日間の旅の始まりです!

 

EK319 関西空港23時40分発⇒ドバイ04時50分+1(翌日)着[所要時間:10時間10分]

エミレーツ航空に搭乗するのは今回が初めて。
5ツ星エアラインの乗り心地はどうだろう? 期待が高まります。

▲搭乗した飛行機 ▲座席ピッチが広く快適♪

何より驚いたのは、機内エンターテイメントの充実ぶり!
邦画だけでも最新映画が10本ほど揃っており、いつもはただただ寝ている私も映画鑑賞に夢中で、あっという間の10時間10分のフライトでした。

▲1回目の機内食 ▲2回目の機内食