海外旅行体験記 ∼ お客様やスタッフの、現地滞在レポートをご紹介!

中世の面影を残した美の国ルーマニアとハンガリーへの旅 体験記TOPに戻る

2日目 : 未知の国ルーマニアのブカレストへ

午後、無事ルーマニアのブカレストへ到着。ブカレストはあいにくの雨でした。
ちょっとひんやり。昼間ですが気温は20℃を下回っていたと思います。

ブカレスト空港はこじんまりしていてまず迷うことはないでしょう。
搭乗口を降りて、そのまま進んで行けば入国審査、荷物受け取りエリアにたどり着きます。

▲入国審査所に向かいます ▲写真左端にあるのが両替所 ▲荷物受取エリア

空港出口は2階になります。荷物受け取りエリアに両替所があったので両替をしました。

******** ひとくちメモ ********

■お金について

ルーマニアの通貨はレイです。
現金 :ユーロやドルはお店によって使えますが、レウLeu(複数はレイLei)で支払うより高かったです。
カード:ホテル、デパート、薬局、一部スーパー、レストランで使えますが、小さいお土産屋さんでは使えないです。

■両替について

①両替所
・「EXCHANGE」と書かれた看板のある両替所で可能です。町でけっこうみかけました。
手数料0%の両替所を選んで両替してください。←看板が出ているのですぐに分かります。

・空港に両替所がありますが、レートが良くないです。町での両替をおすすめします。
どうしても両替したい場合は、すぐに使う金額のみ両替しましょう。

・日本から持っていく通貨はユーロがおすすめです。
日本円を取り扱っている両替所が少なく日本円からの両替レートはかなり悪いです。

②ATM
大きな都市ではATMがけっこうあります。(英語表記)

到着後、早速ブカレスト市内の観光視察です。

ブカレストはルーマニアの首都でバルカンの小パリの名もある街です。
まずは、『革命広場』へ。1989年の民主革命の舞台となった場所で、周りには大学図書館、旧共産党本部、アテネ音楽堂などがあります。

▲大学図書館部 ▲旧共産党本 ▲アテネ音楽堂

そして次に『国民の館』に向かいました。
故チャウシェスク大統領が、日本円にして約1500億円を投じて造らせたという巨大な宮殿です。
世界中の建物の中ではアメリカのペンタゴンに次ぐ規模だそうです。

ガイドさんと一緒にグループツアーで見学します。スタンダードツアー(所要1時間)は25RONです。
見学にはパスポートが必要です。入館の際にX線による荷物検査があります。

▲国民の館 ▲ガイドツアーに参加します ▲コンサートホール

▲会議場<


▲壮麗な装飾

まさに贅の限りが尽くされています。現在は各政党のオフィスが入居するほか、国際会議やコンサートにも使われています。

その後、大主教教会へ。ブカレストの中心部、統一広場近くの小高い丘にあるギリシア正教の教会です。
1655年にワラキア公ラドゥ・レオンの館の中に建てられました。フレスコ画が見事です。

▲大主教教会 ▲フレスコ画は必見

観光後、レストランでディナーです♪

▲前菜 ▲ロールキャベル ▲デザート

今日の宿泊はNOVOTEL BUCAREST CENTRE です。
町の中心にあり、ヴィクトリア通りに面したホテルです。お部屋もモダンで綺麗で快適です。

▲室内 ▲バスルーム

ブカレストでは革命の歴史を生々しく感じました。
明日からの観光視察も楽しみです!

******** ひとくちメモ ********

■治安について
他のヨーロッパと同じように都市部ではスリなどに注意する必要があります。
また、ガイドブックなどにも載っていますが、ブカレストではたまに「偽警官」に出会うことがあります。
その際は、素直にパスポートやお金を出さないで、「携帯してない」などと言ったり、或いは無視したりする対応をお薦めします。
※本当の警官は人に声をかけることはないので、声をかけられた場合は、偽警官の場合が多いです。
ブカレスト以外には、偽警官はいないとの情報ですが、充分な注意が必要です。

野犬が多いです。(共産主義時代の名残だそうです・・・)
どの町にもいます。フレンドリーな野犬が多いそうですが、くれぐれも注意が必要です。

ルーマニアはジプシーが多いという情報がありますが、革命後、EUに入ってから他国に出て行ったため減ったとのことです。
町で子供連れの女性のジプシーを見かけました。近づいてきた際に荷物をすられる危険があるので充分気を付ける必要があります。

■ベストシーズン
5-6月がベストシーズンです。
7月になると暑くなります。秋は雨が多くなります。
中世の面影を残した美の国ルーマニアとハンガリーへの旅 体験記TOPに戻る