海外旅行体験記 ∼ お客様やスタッフの、現地滞在レポートをご紹介!

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10日目 : "ハンガリー"を感じられる1日

朝一で中央市場へ。1階は野菜やお肉などの食材売り場、2階は刺繍やちょっとしたお土産物売り場、地下1階はお魚やお漬物など匂いの強いもの売り場になっています。
地元の人も大勢買いにきていて、賑わっているので見ているだけでも楽しいです。
フォアグラやTOKAIワインなども比較的安く購入できるので、食材のお土産を購入予定の方は要チェック!

その後、ブダペストから車で1時間ほどのところにあるグドゥルー(Godollo)まで遠足へ。
ここにはハンガリーを愛し、ハンガリーに愛されたハプスブルク皇妃エルジェーベトが好んで訪れたグドゥルー宮殿があります。
今でも"シシィ"という愛称でハンガリーの人々に親しまれている皇妃エルジェーベトは、主に春から秋にかけてこの宮殿に滞在し、乗馬を楽しんだとされています。
内部は写真撮影禁止ですが、復元された家具や日用品、写真の数々が展示されていて、中でも壁やカーテン、その他の装飾品にいたるまで、シシィの愛したスミレ色で統一されたお部屋は必見です。グドゥルーへは、市内からバスや列車も出ているので、個人旅行でも是非訪れてほしい観光スポットです。

▲グドゥルー宮殿の外観 ▲グドゥルー宮殿のお庭

本日のランチはホースショーの見学もできるLazar Questrian Parkにて。
敷地内には馬だけでなく、ブタや羊などの家畜や、長い角が特徴的な灰色牛などがいました。
牛の群れはグヤと呼ばれ、牛飼いはグヤーシュと呼ばれていて、有名なハンガリー料理のグヤーシュは、この牛飼いたちが好んで食べたことから名づけられたそうです。
もちろん今日のランチにはグヤーシュをいただきました。
ピリ辛のパプリカペーストを入れると良いアクセントになり、何杯でもおかわりできそうなくらい美味しかったです。
ホースショーでは、伝統的な衣装を身にまとった男性がパチンパチンとムチを鳴らしながら馬を巧みに操る姿を見学。馬が寝転んだり、おすわりする姿はなんだか可愛かったです。

▲グヤーシュ ▲お馬さんのおすわり ▲立ち乗りで猛スピード

次はブダペストで一番気になっていたスポット、温泉(Termalfurd)へ。
ブダペストは100を超える源泉と、50近くの浴場を持つ温泉都市!
ローマ式やトルコ式など、施設によって様々な温泉を体験することができます。
今回はヨーロッパ最大級の温泉施設であるセーチェニ温泉(Szechenyi Gyogyfurdo)へ行ってきました。温泉の他にも、プールやジャグジーなどが屋内、屋外にあり、マッサージ室や温泉治療の部屋なども充実していました。
老若男女が集まるハンガリーの娯楽施設、今度はプライベートでゆっくり堪能したいなぁ~。

~ブダペストの温泉入門~
①入浴料を支払い、ICチップ入りのリストバンドをもらい、入場 ②入場時にキャビン番号を確認してキャビンで着替える(貴重品類もこのキャビンに入れておく) ③タオル+水着+ビーチサンダルでいざ温泉へ!
▲リストバンドでピっ! ▲個室のキャビン ▲屋外の温泉
④温泉を満喫したらシャワーを浴びてまたキャビンへ戻る ⑤自動改札機にリストバンドをかざして返却&退場
▲キャビンが多くて迷いそう ▲水着販売もございます
【注意点】
・リストバンドにキャビン番号は書かれていないため、キャビン番号を忘れないように注意!
・キャビンのドアはオートロックのため、リストバンドを置いたまま外に出ないように注意!

温泉でリラックスした後は、ブダペスト随一の高級レストラン『グンデル(Gundel)』でハンガリー政府観光局の方と一緒に贅沢ディナー♪
男性はジャケット必須で、記念日などにちょっとオシャレして出かけるような雰囲気の良いところです。バイオリンなどの生演奏を聴きながらお料理を堪能しました。

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